2016年12月28日水曜日

雪山登山

 初夏に行った羊蹄山で、必要になるかもしれないということで購入したアイゼン。
 結局 羊蹄山では使用されることはなく、ただの重しとして役目を終えました。
 しかし、ただの重しにお金払ったとあってはちょっと悔しいので、雪が積もったら山登りに使おうと心に誓ったのでした。

 時は流れて年の瀬の12月28日。本来なら仕事納めの日なのですが、諸般の事情によりお休みとなったため、アイゼンを使うべく藻岩山に登ってきました。

 事前に慈啓会病院の上り口は除雪されているから上りやすいと聞いていたので、そちらから上る予定。

 今回の装備

  • バックパック
    いつものKarrimorのやつ
  • トレッキングポール
    スノーバスケットをモンベルで買い足した。
  • アイゼン
    中華製の安い奴だけど12本歯。

服装(上)

  • Millet ドライナミックメッシュ
  • モンベル スーパーメリノウール M.W.
  • モンベル ジオライン M.W.
  • Millet ポベダ 3in1
    ライナーを外してジャケットのみ使用。

服装(下)
  • パンツ
    普通のパンツ
  • ミズノ ブレスサーモ 中厚 タイツ
  • 5.11 タクティカルProパンツ
  • モンベル 自転車用レインウェア
  • モンベル スパッツ
    セミロングくらいの長さのやつ

服装(足下)
  • ファイントラック スキンメッシュソックス 5本指
  • モンベル 厚手の靴下
  • モンベル ミッドカットのブーツ
    スパッツつけるからローカットでもいいかと思ったけど、念のためミッドカット。

服装(手)
  • ミズノ ブレスサーモ インナーグローブ
    スマホ使えるやつ
  • MHW outdryの防水グローブ

 服装は11月下旬に藻岩山登った時がベースになっていて

 上はそのまんま。ベースレイヤーの重ね着でミドルレイヤー無し状態。
 下はコンプレッションタイツだったのをブレスサーモのタイツに変更、レインウェアとスパッツを追加。
 足下は前回ローカットのトレランシューズだったものをミッドカットのブーツに変更。
 手は前回素手だったので、全部追加

 意外と変わってた。寒かったらジャケットのライナーを取り付ける予定。
 水は前回 藻岩山と円山登っても500ml消費しなかったので、ペットボトルで500ml持って行くことにします。

 バスの時間とか全然調べないで 円山公園駅のバスターミナルへ。案の定バス無い。歩いても30分くらいなので歩くことに。
 慈啓会病院から登るつもりだったのですが、よく考えたら雪のない時期に一度も慈啓会病院から登っていないので、時間の比較ができない....と、いうことで旭山記念公園に進路変更。

 途中の自販機ででも水を買おうと思っていたが、気がついたらもう自販機なんてないところまで来てしまった.....旭山記念公園の自販機は冬になると全部使えなくなっていた気がする....水なしで大丈夫かなぁと思いつつ、旭山記念公園に到着。

 手前の第二駐車場は除雪されておらず、除雪用の重機が置いてあるのみ。
 いつもの登り口まで行って準備開始。準備に手間取ってたぶん20分以上かかったと思う。

 それにしても、あんまり人が入った感じじゃないですよ.....一応道というか足跡はあるけど.....
 
あんまり人が入った跡がないんだけど...
見た感じ今日は1人しか入ってない気がする...
 
 ラッセルするわけではないので、そんなにつらくはないけど、かなーり歩きにくいです。先人の足跡に沿って登りますが、アイゼンいらないよこれw
 この調子だと2時間以上かかるんじゃないだろうか....と、思いつつ上って行って公園内の森の家方面と分岐するところまで来たら....道ができている!!

 どうやら皆さんは森の家のほうから上っているようで、そちらに向かって道ができていました。そうか第二駐車場使えなくて第一駐車場に車を駐めたらそっちから登るのね....

 細いとはいえ道が出来たので歩行速度が上がります。道が出来るとアイゼンのありがたみが....よくわからん。

 途中2人とすれ違いましたが、それ以外は後ろからも来ないし静かなものです。
 所々、道が分岐しててどっち行けばいいのかわからなくなるのですが、どっちかが正規ルートでどっちかが近道ルートみたいな感じになってました。足跡の具合が似てて見分けつけにくい....
 
どっち?
どっちいけばいいの....
 
 上の写真が一番迷ったところ。ここは左に行ったのですが、木に名前の札がついていたのでおそらく正規ルート。右は直登するルートだったようで、しばらくしたら合流しました。まぁどっち行っても山頂に向かっているのは確かでしょうきっと。

 T6分岐まで50分くらい、馬の背まで55分くらいかかりました。夏ならそろそろ山頂という時間。
 馬の背に到着してお地蔵様を掘り出してあってびっくり....全部なのかわからないけど、かなりの数のお地蔵様が掘り出されてました。

 さすがに馬の背を超えるとすれ違う人も増えます。といっても3,4人でしたけどw
 すれ違った男性に山頂の風景がよいと聞いたので楽しみにして登ります。
 
 夏に比べて登るのが苦痛ではない感じ。ゆっくりだからかな?でも心拍は結構高め。

 夏の風景と全然違うので今どの辺なのかよくわからないなぁと思っていたら山頂のすぐ手前でした。90分ちょっとで登頂。
 まずはアイゼンを外し、登山者用の休憩所横にトレッキングポールとアイゼンをおいて自販機で水を購入した後に展望台に上がりました。
 アイゼン外して初めてアイゼンのありがたみがよくわかりましたよ....滑る....

 展望台に上がるとそこに広がる風景は....真っ白.....え、山頂雪降ってないのに何で真っ白なの....

展望台から望む札幌の街並み
一番近い真下方面ですら真っ白....
 
 早々に屋内に入って休憩することに....
 登山者用の休憩室は7,8人いたのですが、ちょうどみんないなくなって貸し切り状態。暖房あるわけじゃないのでちょっと寒いけど、自販機で暖かいミルクティー買って暖まりました。

 少し休憩してから下山開始。
 外でアイゼンつけて下山を開始したら、観光客っぽい外国の男性2人が登山道を駆け下りていく....明らかに登山の格好してないんですけど.... こちらは自分のペースで降りようとしたら後ろに気配。1人真後ろにいたけどこれまた軽装。先の2人の連れの模様。道を譲ると駆け下りて3人で楽しそうにしてましたけど、さすがに少し行ったところで止まってたので、追い抜いてさっさと降ります。

 下りは夏より楽に感じました。石とかの凹凸がなくてフラットな坂道という感じだからかな?
 馬の背から慈啓会方面に下ります。
 こっちは斜面が少々きついのでちょっと怖い。

 途中で右のアイゼンの爪が左足のどこかに引っかかり 前方に向かって激しくダイブ。これ曲がり角のところだったらと思うとぞっとしますね....
 それにしても、アイゼンの爪が当たってゲイターが満身創痍。さらにレインウェアのパンツが縫い目からきれいに裂けちゃって再起不能状態になってます。

 あとは淡々と下って登山口まで無事にたどり着きました。
 まぁゲイターとレインウェアは無事じゃないんですが....

 また20分くらいかけて撤収準備。んーこれ今日は風も雪もないからいいけど、どちらかでも強いとつらいなぁ.....車あるといいんだけどねぇ

 バス停に行くと次のバスは1時間後だったので、歩いて戻ることに。
 アイゼンを外して何度も転びかけたので アイゼンつけたくなった....

 なかなか楽しい登山だったので、次回は慈啓会から登る冬季限定コースにチャレンジしてみたいと思います。冬季限定コースと思われるトレースはあったので、すでに登れるのかな?
 その前にゲイターと下に履くなんかを調達しなくちゃだけど、ゲイターは買い換えても絶対にまた穴開けそう....うーんどうしたものか....

 本日の記録
 本日の写真
 

2016年11月11日金曜日

2016年自転車振り返り

 2016年のサイクリング記録を振り返ってみます。

・総走行距離 : 2,129.94km
 昨年より900km弱減

・サイクリング日数 : 15日(600kmは2日換算)
 昨年より8日減。

 今年は全然乗ってないですね。6月あたりに平日は天気良いけど週末だけ悪いと言うのが続いたし、昨年よりも山登りに行っていたり、ブルベの出場が半分以下とかね。
 (昨年はブルベだけであと860kmほど走ってたからブルベ分が減っただけか...?)


 来年は自転車で移動して登山するというのを増やしたいと思ってます。あとはSR達成できるかどうか....
 来年の週末は天気が良いことを祈っておこう。



2016年10月26日水曜日

BRM918瀬棚600km その7

 その1 , その2 , その3 , その4 , その5 , その6

 先ほど後に迫った方も 通過チェック2に到着。
 少し話して一緒に行くことになりました。

 この後また暗くなるため、ライトの電池類を念のため交換。

 通過チェック2を出たら即はじまる 毛無峠の登り口。なんとなく おいらが先頭になったので、引くつもりはないけど頭抑えちゃうのはいかんとおもって全力で登ります。太もも痛いけど踏む!(注インナーロー)

 最初の登り口を越えると斜度が少し楽になりがんばって踏んで毛無部分クリア。
 望洋台の方を抜けて朝里から国道5号線へ

 張碓峠を越えて、淡々と進みます。あとはアップダウンはそう無いので足も安心。
 交通量の多い新川通。ギリギリを抜ける車もいてけっこう怖い。新道を越えるとすこし落ち着きました。

 北大の横に出て、桑園駅の横を通って....19:00まで後数分。なんとなく18時台にゴールしたかったので頑張るものの、無情にもすぐ手前の信号が赤に変わる。

 ゴールのローソン札幌北6条西14丁目店に到着。603.7km地点。
 取りあえずなにも吟味せずにレジに向かいレジ横にある大福を取って会計。レシートの時間を見ると19:02。残念18時台には至らず。

 ゴール受付の近くで参加者っぽい人とすれ違いました。帰る感じだったのでゴール受付が終わっている方でしょう。一番早い方では無いと思うので、どこかで抜かれていたのか...!!(余市ワイナリーとかニッカとかで抜かれたのでしょう)

 取りあえずゴール受付を行い。スタッフの方と一緒にゴールした方とすこしお話をして帰路につきました。

 仮リザルトで37時間2分。(問題なければそのまま認定タイム)
 ゴール受付近くですれ違った方とは数分違いでした。意外と時間差付いてなかった。

 寝ないで走った割りに100km/6時間(休憩込み)の目標を守れなかったのが無念。
 
 あ、ミスコースした分があった。峠越えを含む約16kmと余市ワイナリーとニッカ寄った分。1時間弱程度は余計に走ってるかな?
 Garmin Fenix3 の記録では 624.91 km。21.21km余計....Fenix3は車体ではなくて体に付けていたのでPCや休憩で少し歩いたりした分も記録はされてはいます。
 
 とにかく太ももが辛かったです。ケツも痛かったのですが、立ち漕ぎを強要されるレベルでは無かったのが幸いでした。

 お家帰ってシャワー浴びてご飯食べて寝ました。ビールも呑まずに!
 翌日は休み入れてあったのですが、極度の筋肉痛で生まれたての子鹿のようになってました。(布団から起き上がるのも困難なレベル)

 この後 本桐400, 空知スイーツ200, 薄野200が控えていて、400と200完走できればSR達成ですが、本桐400はコース見ただけで吐き気を催したのでちょっと遠慮させて頂きました....
 400走らないならSR達成ならずなのでそのあとの200もちょっといいかなぁ....という感じだったり、空知スイーツはスタート/ゴールが遠いのでやはりちょっとパス。
 薄野200ならいいかなって思ったんですが、寒そう.....宗谷岬600走っていれば薄野200でSR達成なのでエントリーはしたと思う。

 ということで今年のブルベは黒松内300と瀬棚600でおしまいです。

 写真
 走行記録

BRM918瀬棚600km その6

 その1 , その2 , その3 , その4 , その5

 あーもう その6か。相変わらず無駄に文章が長い。内容は薄いくせに。

 少し長めに休憩して再スタート。
 走り出して20分程度でなんか空模様がおかしい。いきなり暗くなってきた....と、思ったらポツリポツリと結構な大きさの雨粒が..... 
 これは一気に来ると思い即停車して雨具装着。案の定ザーーーッと来ました。が、すぐ止みました。ただ、どーも空模様が怪しいので雨具は装着したまま。暑くなるまではいいや

 途中で壁みたいな坂が出てきましたよ.....思い出した 倶知安町学校給食センターの前の坂も結構な斜面だった。
 もうインナーローでキコキコ行くしか無い.....と、思ったら道路が工事中で片側相互通行!!!!

 (ヾノ・∀・`)ムリムリ

 さすがにインナーローでキコキコ登ってたら対向車に迷惑かかりまくりなので歩道を歩くことにしましたよ....歩道も工事中で舗装されてなかったりなので乗れないし。
  と、登っている最中に本日の作業が終わったのか片側相互通行が解除されていった....柵があるので車道側に出るのも面倒だし、ぶっちゃけ乗る気もしないのでそのまま歩いて越えました。

 樺立峠への道は 黒松内300の時と打って変わって車通りが多いです。時間帯のせいかな...結構大型車も多いし、ちょっと怖い。

 (ρw-).。o○
 また眠気が襲ってき.....
 弁当食べてから時間は経ってないのでエネルギー不足による眠気ではなくて本当に眠いのだろう。

 樺立峠に入る前のチェーン脱着場にピットイン。今朝と同じように10分間の瞑想タイム。
 いつもなら瞑想で済んでいるのですが、今回は何度も完全に眠りに入りかけて船こいで倒れそうになって起きると言うのを10分間繰り返しました。やばい本当に眠いやつだこれ。

 が、瞑想タイムが完了したらスッキリ。思ったより全然スッキリ。

 さて、個人的に分かってる中ではラスボスと見なしていた樺立峠にアタックです。
 まぁアタックといっても太もも痛いのでインナーローでゆっくりと。

 2回目のチャレンジのせいかあんまりつらくないです。昆布駅の先の方がずっと厳しかった。
 昆布よりマシ。昆布よりマシ。昆布よりマシ!!!と自分に言い聞かせて何とかクリア。
 ご褒美の下りを堪能.....あれ赤井川村側の路面が濡れている....雨は降ってないけど泥がはねるのが不快!

 赤井川村に入って 黒松内300でPC4になっていたセイコーマートにピットイン。
 この後すぐに冷水峠に入ります。黒松内300の印象は楽勝だったという記憶だけで、あんまり印象がない。

 少しだけ休んで、いざ冷水峠へ。
 こちらも黒松内300の時と比べて交通量が多いです。しかもダンプが前からも後からもひっきりなしに走ってて怖い。
 そして、楽勝だと思ってたら結構ツライ......インナーローだよー

 つらいけど短いのでサクッと峠を越えて余市へ。
 余市側の下りが長い!!余市から冷水峠越えるのつらそうだなーって思った。

 余市の街中の手前で停車。たしかこの辺だったはず....スマホをだして地図検索。見つけた!

 コースアウトして500m程行くと 余市ワイナリーに到着。思ってたより広いし立派!
 なにしに来たかというと、パ酒ポートのスタンプ押しに来たのです。
 広くてどこに行けばサッパリ良いのか分からない。売店みたいなところを見つけて入ったらビンゴ!スタンプゲットだぜ!

すべての写真-15999
スタンプゲット

 サクッとスタンプ押して戻る予定だったのにおもったより時間くったぞ。
 正規コースに入って余市の街中へ.....車多い~

 なにやら画面表示がおかしくなるEdge810さん......なんでそんな画面表示?と、なにを押してもビープ音はすれど反応なし。電源切断を試しても電源落ちない。イヤな予感。
 いろいろやっていると電源落ちた。 ちゃんとシャットダウン処理は走ったような落ち方だった。これなら走行記録は生きているか....?と、思って起動したけど、走行記録破棄されてました.....orz またかよ.....

 悔やんでもしゃーないのでとりあえずナビだけさせます。イマイチ総走行距離が分からない。 こんなこともあろうかとFenix3でも記録取ってるのですが、腕に付けてるのと画面が小さいので見にくい....

  再度コースアウトして今度はニッカへ。
 受付のおねーさんにパ酒ポート見せてスタンプの場所を聞くと売店だと....売店って一番奥の無料試飲のできる建物のところだ....却下。さすがにそこまで歩いて行って戻ってくるのは時間かかりすぎる。まぁそんな気はしてたんだけどね...
すべての写真-16001
ニッカウヰスキー

 コースに戻ってPC5に到着。時間は14:30前。541.7km地点。
 特にお腹も空いてないので飲み物だけで さっさと出ます。

 もう100km無い!距離的には60kmちょっと。時速20kmで3時間。お、18時位にゴールできる?
 しかし、ブリーフィングで言われたことは忘れてません。
「最難関は余市~札幌間」

 フルーツ街道は一度車で通ったことあるのですが、道が狭めでアップダウンが結構あって車通りが多いという印象です。車(助手席)に乗っててアップダウンあるって思うということは自転車だと相当じゃないかしらね.....

 フルーツ街道に入ったら予想通り道は狭いわ、車通り多いわ.....しかもダンプとか大型車が結構いる....怖い....
 アップダウンもなかなかのものです。今の体には相当きっついです。

 と、突然現れる工事による片側相互通行の長い行列。
 いくら交通量が多いったってこんなに行列ができるほど長い工区なんだろうか.....今は下りだけど上りにさしかかったら時速10km未満になって大迷惑必死.....
 恐る恐る警備員さんに長いのか聞いてみた

 「いえ、すぐ先ですよー」

 とのこと。この先に信号があってそことのタイミングで待ちが長くなっているとのこと。
 Goが出て車を先に行かせた後にいくと、ほんとすぐ先だった。ちなみに唯一信号に引っかかったw

 アップとダウンを何度か越えて、塩谷駅を抜けた。やっと抜けた。
 今 知ったけどフルーツ街道って塩谷より余市側に少しいったところからなのね。

 この区間のラスボスがやってきます。
 道はすこし広くなったのですが、遅くてツライので少し歩道を走ることに....と、思ったら歩道の方がいろいろとキツかった。一旦止まってレインウェアを脱いで車道で再スタート。

 数百m進んでは止まりを2,3回繰り返してました。こんなんじゃ仮眠組に抜かれるなーなんて思って後を見たら、本当すぐ後まで迫られてました。びっくりした。さっきまで居なかったよ!

 これで尻に火が点いたのか、一番キツいと思われるつづら折り手前から一気に駆け上がり(注インナーロー) ました。
 後をみたら見えなくなってた。あれ?一気に迫られたからいると思ったのですが....

 天狗山に入る分岐で頂点。後は下りなんですが下りもキッツイので速度殺しながら下ります。
 もうすぐ 通過チェック2!!と、思ったら小樽特有の街中にあるアップダウンでやられる。しかし、抜かれてなるものかという。寝ないで走った意地からインナーローだろうと何だろうと止まることなくクリアしました。

 16:00過ぎに通過チェック2に到着。 564.4km地点。
 ご飯らしいご飯を食べたのはPC4で10:30位だったのでいい加減お腹空いていてもイイ頃なんですが、特にお腹空いてない。取りあえず甘いものを摂取。


 つづき

2016年10月25日火曜日

BRM918瀬棚600km その5

 その1 , その2 , その3 , その4

 さて、仮眠を取るか否か。
 ぶっちゃけ眠くはない。
 現時点で5名仮眠中。1名が仮眠せずに出たそうです。

 昨年の宗谷岬600も寝なかったのですが、仮眠所の食堂で2時間程度休憩はしていました。
 今回の仮眠所はコテージ2棟。1棟は参加者の仮眠専用。もう1棟はスタッフがいてPC3のチェックや軽食提供を頂いたり、参加者仮眠棟が満員になった場合にこちらの棟も仮眠所として使用される感じの模様。

 スタッフも人が来ない間は仮眠されているようだったので、スタッフ側の棟で起きて休憩するのも邪魔になるし、参加者仮眠棟は当然みんな寝てるので安眠妨害になってしまう。

 よし、出よう。
 寝ている人を一気に5人抜いて2番手に躍り出ます。

 26:10くらいにコテージを後にしました。
 檄坂を下ると風が冷たくて冷たくてすごい寒い!!戻って休もうかと思ったりしたのですが、もう登り返す気力はない!!
 海岸線に出て自分の脚で走り出したら少しずつ暖まってきました。

 暗い中を北上します。相変わらず左側は落ちればすぐ海だったりするのでちょっと緊張しますが、車も全く居ないので少し中央によって走りました。
 若干風が吹いているような気がしなくもないのですが全く気にならない感じで進みます。

 街灯などはありませんが、満月のおかげで結構明るいです。
 昼間なら良い風景なんだろうなぁと思いつつ進みます。淡々と進みます。

 空が若干白んできた頃、ポツリポツリときやがりました。
 まって....今日は降らないって話じゃなかったの....昨日もだけど....

 弁慶岬の駐車場に東屋があったので、そこで休憩がてら雨宿りしようかと思ったのですが、ポツリポツリのまま酷くならないのでそのまま進みました。
 弁慶岬を回ると一度南下がはじまり下りの道。坂を下りきったところで ザーーーーッ さすがに坂を登り返して雨宿りする気にもなれないし既に手遅れずぶ濡れに。

 すぐに雨が上がったのですが、寿都の街中に入ったら路面乾いてる....え、ピンポイントに降られたの....(´;ω;`)ウッ…

すべての写真-15976
朝焼け

 寿都の街中に入ったのが5:30過ぎ。んーなんとなく(全く根拠無し)もうちょっと先まで進めている気がしたのだけどそうでも無かった。

 とりあえず寿都にセイコーマートがあるはず。06:00開店のはず。

 寿都抜けた先は蘭越までコンビニないような気がする....ちょっと待ってでも寄ろう。


 停止してスマホで確認。なんと2店舗もある。それもコース上に。
 まだ時間あるので1軒目はスルー。2軒目に向かいました。コンビニ到着したら05:50くらい。大して待たない。

 駐車場の端に座り込んで開店を待ちます。あ、虹.....
 何故かあんまりお腹も空いていないので おにぎりを食べて、少し眠気が...(ρw-).。o○
 日が出てきたので日光の当たる場所で熱を取り込みつつ10分間目を閉じて瞑想タイム。

すべての写真-15979
虹が出た

 .....ポツリ..ポツリ.....

 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
 また雨かよ.....雨雲がある様には見えないのに....

 瞑想タイムで眠気はマシになりました。が、少しとは言え雨に当たったせいか微妙に冷えてきたので、さっさと出発して動くことに決定。
 今回は路面を濡らす程度ですぐに雨上がりました。助かった。

 黒松内300で通った道に合流し、北上開始。

 あら、こんな所にもセイコーマートがあった....(セイコーマート歌棄店) 全然記憶になかったわ

 海岸線はあと10kmくらいのはず。たぶん。
 良い天気で空も海もきれい。さすがに暑くなってきたのでレインウェアを脱ぎ脱ぎ。

すべての写真-15991
良い天気

 PC2からの長い長い海岸線は終わり。やっと内陸に入りました。
 この先 冷水峠を抜けた先くらいまでは黒松内300と同じだと思っていたのですが、どーも違うみたい(予習が足りない)

 Edge 810にナビされるまま 先に進みます。もう何処走ってるんだかサッパリ分からないのですが、なんとなく黒松内300よりは遠道している気がするなぁという感じ。
 国道に入って納得。けっこう黒松内側にきてました。

すべての写真-15993
朝露に濡れてきれいに光っていた

 蘭越の街中は アップダウンあったよなー という記憶だったのですが、記憶よりヒドイアップダウンでした...太ももが痛い........

 たまらず ローソンにピットイン。
 ご飯はいらないけど甘いものが欲しいのでシュークリーム購入。

 お会計をしていたら目の前の店員になんだか見覚えが........名札見たら.....あれ?こいつ高校のクラスメイトじゃないか?と、思ったのですが、特に声かけずに出てきましたw

 蘭越の街中を抜け、昆布駅の横を通り、少し進むと地獄の坂がはじまります。
 たまらずに降りて自転車を押すこと50m。意を決して自転車に乗るもインナーローでキコキコ。もう太もも痛くて踏めないの。

 しかしこの坂なにがイヤって直登なのがイヤ。全然上に到達できないし....途中ちょっと曲がる所あるけど曲がった先がまた真っ直ぐで長いのな...

 なんとかクリアして10:10過ぎに488km地点のPC4へ到着。
 寿都のセイコーマートからまだ4時間しか経ってないのか.....

 お腹空いたので10時のおやつは普通にご飯にしました。
 太ももは痛いはヘロヘロだわで相当つらいです。

すべての写真-15996
豪華10時のおやつ

 ご飯食べて休んだせいか少し元気出た。太ももは相変わらず痛いけど。
 黒松内300で殺されかけた 樺立峠へ向かいます。

 つづき

BRM918瀬棚600km その4

 その1 , その2 , その3

 長万部の街中を抜けて再度国道に合流。とりあえず八雲を目指します。
 日が暮れてきて少しずつ暗くなるにつれて空気も冷たくなりますが、動いているせいか大した寒さは感じません。

DSCF2182.jpg
すすきに夕日が当たってきれい

 八雲は街中の手前に付いた頃には海沿い走るのなんか飽きてきてましたw
 八雲の街をパスして落部へ向かいます。八雲~落部間が思ったより距離があって飽きましたw

 落部に入ってやっと江差に曲がるカ所に。時間は18:00過ぎでちょうど曲がるカ所の角にセイコーマートが見えたので晩ご飯を食べようかと検討したのですが、調子良く進めているのと、この先に厚雲峠はあれど大した斜度ではなさそうだったのでこのまま進むことに。大丈夫行動食はまだ十分ある。

 もう真っ暗。街灯はたまにあるけど基本的に真っ暗です。たまーに車とすれ違います。
 予想通り上りではあるけどそんなにつらくない。これなら大丈夫!
 登り切って下りを堪能し、20:00過ぎにPC2へ到着。260.2km地点。

 ホットシェフがなかったので、カップヌードルとおにぎりを頂きました。
 ちょうどお店の横のあたりにベンチがあって大変助かりました。
 ご飯を食べ終わった後もホット缶コーヒーを追加してゆっくり休みました。

 距離はまだ半分に達してないけどこの後北上を開始するので、ここから帰路です。
 さて、PC3の仮眠所までまだ100km弱ありますよ....25時くらいに着いたら嬉しいなぁ....

 あまり車もいなく風も大した感じずにそれなりに快適に進みます。
 左側が海。ほんと際を走っている感じ。たまに低いガードレールだったりするとちょっと怖い。

 22:30頃に熊石のセイコーマートにピットイン。時間帯的に翌朝までコンビニはもうないはず。甘いものを頂き、補給品を補給してPC3を目指します。

 ここまでは大したアップダウンが無かったのですが、せたな町に入ると少しアップダウンあったのを思い出します。
 そうこうしているうちに せたなライドのエイドに使われた道の駅 てっくいランド大成  が見えました。暗くてちょっと自信なかったのですが横を通るときに確信。ここからPC3までは せたなライドでほぼ通っています。と、言うことはほどなくしてアップダウンがはじまります。

 途中で水が半分を切ったのと、甘いものが飲みたくなって自販機で休憩。
 さらに、せたなライドの際は止まらなかった 太田山神社の鳥居の前で写真などを撮ったり。

すべての写真-15969
太田山神社の鳥居
すべての写真-15970
1度参拝してみたいのだが....

 せたなライドの事を思い出しながら、PC3の せたな青少年旅行村へ向かいます。

 PC3の前に檄坂が待ち受けているとの事だったのですが、それ せたなライドで下りました。アレ登りたくないヨ.....
 疲れてヘロヘロというのもあるんだけど、なんか既に太ももが筋肉痛状態になってて立ち漕ぎがちょっとツライ....

 勢いを付けて登ろうかと思ったのですが、坂に入って30mくらいのところで断念。降りて押すことに決定。

 25:30過ぎにコテージに到着。
 中に入ってPC3のチェックを受け、軽食を頂きました。

 つづき
 

2016年10月24日月曜日

BRM918瀬棚600km その3

 その1 , その2

 お昼ご飯は安定のホットシェフ。
 ご飯を食べながら通過チェックが144.4km地点であることを確認。覚えやすい数字でありがたい。

 体はだいぶん乾いたのだけど靴の中がぐっしょり。さすが防水。水入ったら抜けないのなorz
 靴を脱いでアスファルトに足を付けて少しでも水分を移します。インナーも同じように....さすがにひっくり返しても水が滴るようなことはなかったw
 意外とこれで靴の中がマシになりました。

 ちょっと冷えてきたので早々に出発。
 温泉街を抜けてトンネルを抜けて太平洋側に出ます。
 上りがはじまったところで、暑い!!ということでレインウェアを脱ぎます。汗で濡れてるレインウェアを丸めてウェストバッグに突っ込み、ウェストバッグのレインカバーもしまい込み、ついでに、バッテリーが半分切った Fenix3を腕から外しウエストバッグ内で充電させます。ちゃんと充電中も計測するよ!

 国道沿いに海岸線のアップダウンを食らいつつ進んでいると Edge810が...
 off course

 あれ?おかしいなぁと思いつつそのまま直進。

 結構な上り.....この辺りでずっとツライ思いをしていたウェストバッグへの不満が爆発。腰から外しメッセンジャーバッグのように左肩にかけるスタイルに変更。実はここまでずっとお腹が締まって苦しかったのです....レインウェアを格納したらなおさらつらくなってもうダメだとなって肩にかけました。

 荷物を後にとどめておきたいのですが、何度も重さで脇を潜って前側に出てきちゃいました。それを後に回し直す.....ちょっと面倒なんだけど、ウェストが締まり続ける方が苦痛だったので良いのです。

 前方に明らかに重装備な自転車で旅している方がフラフラしながら登っているのをこっちも上りで余裕無いので手で挨拶して追い抜きます。

DSCF2167.jpg
上りがつらそうな自転車旅行者

 この静狩峠を抜ければ後は八雲まで平地のはず。登り切って下りを堪能したらまた上りが見えてきた.....あれ?もう一つあったっけ....?と思っていたら Edge 810 が

 on course

 ???ちょっとまってなんでこのタイミングで on course なの!?と、思っていたら距離表示が 147km.....あれ?通過チェックは!!?
 進みすぎていて戻る事になりそうだから取りあえずUターンして対向車側へ行き歩道に上がっていろいろ確認。

 やっぱり通過チェックは144.4km地点。誤差があったって150kmくらい走って3kmも誤差でないはず.....Fenix3を確認してもほぼ同じだし....えーと約3km程戻るとなると、今越えた峠みたいなところを登り返す必要があ....(´;ω;`)ブワッ

 なんか心折れたもうDNFしようかしら....

 とりあえず少し戻って見たら通過チェックの「豊浦町文学碑公園看板を撮影」 の「文学碑公園」の看板がある。看板によると登り返すのではなくて、海の方に行くらしい。
 なんだ~こっちに行くのが正解なんじゃなーいと思って進み出したけど、やっぱりなんかおかしい。

・気がついた時点で既に144.4km距離越えてたのに海側に行ったら150km前後になる。
・峠を越えて次の上りにさしかかったら on course の表示になった。

もしかして、ミスコース

 Edge 810の地図を縮小しまくったところ、峠の前で左折して海側を通って通過チェックを通ってこちらに抜けるらしい.....とりあえず峠(礼文華峠と言うらしい)を登り返す必要が無くなったことは分かった。よかった。やる気出た!

 参加人数が少なくて走ってる最中に他の参加者に会うことが少ないとはいえ、さすがに逆走したらすれ違うだろうな....
 通過チェックまでの距離はよく分からないけど、ミスコースしたところまでは大体10km程度ありそう。

 案の定他の参加者とすれ違い出しますww(/ω\)ハズカシーィ 

 戻りつつ頭の中で天使と悪魔が討議を始めました。

 悪魔「通過チェックまで行って写真撮って折り返しちゃえよ
 天使「ルールだからミスコース地点まで戻ろうぜ。大した距離でもないし

 通過チェックらしき場所が見えてきました。他の参加者はいないのでこのまま写真撮って.....と、思ったら通過チェックの前に見覚えのあ.....スタッフーーーゥ!!!

 逆から現れたことに驚かれましたがミスコースしたことを伝え、その時点で1枚写真をパシャリ。大人しくミスコースした地点まで戻ることに決定!

 や、元々GPSの記録に残るので後々自分のためになりませんから戻る気満々でしたよ。

 ミスコースした地点まで戻り、途中6,7人の方とすれ違いました。お恥ずかしい....

 再度通過チェック点で写真をパシャリ。この時点の距離を確認したところ、160km.....大体16km程余計に走ったようです。峠越えたのもあるので恐らく1時間は無駄にしたんじゃないかしら...

DSCF2171.jpg
通過チェックの写真

 とりあえずこの先はQシートに記載されている距離に16kmを足す必要があります。
 次のPC2は260.2km地点なので、自分の記録上は276kmくらいになります。あーめんどくさい。

 気を取り直して先を急ぎます。
 コースに戻って今度こそ静狩峠を越えます。もうヘロヘロ.....太ももツライしケツもすでに不安を覚える痛みが.......

 しかし峠を下ったあたりからなんか調子出てきました。踏まなくてもペダルが回る感じで速度も出て気分良く進み出しました。後から聞いたら追い風だったみたいです。

 長万部の街中に入って最初のセブンイレブンで休憩。良い調子で進んでたけど、やっぱり結構疲れてる。
 なんか見覚えのある自転車があると思ったらミスコース中に追い抜いた重装備の自転車旅行中の方でした。どうも韓国の方らしい。

 甘いものを食べて休憩。
 さらに海沿いを南下し、八雲の先を目指します。

 つづき

BRM918瀬棚600km その2

 その1

 当日は04:00過ぎに起きて、菓子パンと牛乳で軽く食事。
 05:00過ぎに家を出てスタート地点の大通公園西10丁目へ

 家を出たら思ったより冷える....でも動けばちょうど良いんじゃないかな....夜はどうなるか分からないけどウインドブレイカー代わりの雨具着ればきっと大丈夫でしょう。
 下半身はCW-Xで覆われているせいか思ったより寒くない。

 大通公園西10丁目に到着した直後は誰も居なかったのですが、すぐにスタッフや他の参加者がきました。

持って行かれそう....
大通公園はオータムフェスト中。
よくもって行かれないなこれ

 過去のブルベでお見かけしたことのある顔が何名かいらっしゃいますが、あんまり人と話さない人なので安定のボッチ。

 受付を済ませてブリーフィング開始。
 道が荒れているカ所。危険だから歩道推奨のトンネル。そして最大の難所は余市~札幌であると告げられ内心ちょっと穏やかじゃない....もうそれ最後じゃん.....無事に戻ってこれるだろうか...

 車検を受けて、スタートします。
 車検前にGarminさん起動し忘れててGPSの初期測距にちょっと時間取られる。
 今回もルートラボのデータを読ませてあるのでそのままナビしてもらいます。

 黒松内300でゴール直後に走行記録が破棄されるという不幸が発生したため、今回は対応策として腕に付けたFenix3でも記録を取りますよ。
 ちなみにEdge810はオートポーズ有り設定。Fenix3はオートポーズ無しのデータを取得させてます。

 街中を通るので信号に何度も引っかかりますが、朝早く車通りも少ないし天気も良い感じで気分良く進みます。

DSCF2158.jpg
良い天気ね。

 石山に入って陸橋が現れます。自転車進入禁止の札は無かったと思うので、別に登ってもいいんでしょうけど、これからイヤでも登らされるので陸橋の横を通ります。下は信号が2カ所。

 芸術の森方面に向かう道は負荷がちょうど良いのか上りのくせに軽快に進めるのが好きです。

 支笏湖に向かう前に最後のコンビニで休憩を取るのが通常なのですが、今日はそのまま行きます。ちょっと不安だけど。
 支笏湖への分岐を経ていよいよ上りです。先は長いのでまぁ適当に頑張ります。

 ...ポツリ....

 え、雨....確かに支笏湖方面空模様怪しいけど....でも降るなんて聞いてないよっ!!
 ポツリポツリくらいで終わるかと思ってたのですが、路面が濡れ出したため停車して雨具(上だけ)と、ウエストバッグにカバーを装着します。

 すでに気分はDNF!!
 恵庭湖の分岐で左折して帰る気になってきたけど、とりあえず支笏湖まで行ってみるか....と言い聞かせて分岐を直進。
 支笏湖に入ったらよけい酷いことにwwww クッソwww

雨の支笏湖
あばばばばばばば

 支笏湖温泉街に到着する頃にはずぶ濡れ。
 靴も最初は水の浸入を防いでくれていましたが、靴下を伝って水が入って大変なことに。いつもだったら早々に濡れちゃうんですが、防水のせいか結構保った。
 でも防水だと浸水したら逆に水が抜けないんだよね....ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

 支笏湖温泉で休憩することに。水を1/3ほど消費していたので自販機で水を購入。この先美笛峠を抜けるまで補給できるところがないので、きっちり満たしておきます。
 ずぶ濡れだとさすがにちょっと寒いのでバス亭の中で短時間ですが休憩。バス停の中にトイレが有ることを初めて知った。ちょうど良いので用を足します。

 再スタート。
 このまま千歳方面に抜けてDNFを検討。しかし既にずぶ濡れだし、この後は降らないはずなので乾くであろうという希望を持って先を進むことに。

 途中で車体からなんか変な音が発生。良く見たらライトを取り付けている部分のネジがゆるんでガタガタ言ってました。ネジ取れたらやっかいなので止まって締め直すことに。

 樽前山への分岐を越えて、楓沢の橋を渡って......美笛峠遠い.....地図見たらそうでも無いと思ってたのに.....随分進んだと思ったのにやっと苔の洞門だったりと、思ったよりかなり時間がかかった。

 全体的に道の状況よろしくなかったのですが、苔の洞門過ぎて美笛峠の手前くらいまではすごい酷かった....

 美笛峠の登り口の直前のチェーン脱着場に東屋があったのでそこで腰を下ろして休憩。
 距離的には全然まだ乗ってないのに疲労感がすごい....あれ、これ美笛峠越えられる?

 美笛峠はもうインナーローでキコキコと進みました。
 なんとか登り切ってご褒美の約35kmにも及ぶ下り区間です。
 が、さしあたり美笛峠の下りは速度が出るわけですが寒い。漕がないので動かないけど、速度が速いので風を切ると濡れたからだが冷えます。

 峠の下りが落ち着いたころに目に入ってきたのは、きのこ王国の「きのこ汁100円」やばい温かいもの飲みたい.....と考えていると目の端に何か大きなものが.....路外に鹿がいましたよ....アレとぶつかったら終了だなぁ....なんて考えている間に きのこ王国をスルー...

 路面も乾いてきたし、下りとはいえ漕ぐのですこし暖まってきました。
 大滝の街中を通り抜けると立派な温泉宿が見えました。湯本第二名水亭らしい。
 すぐ横を流れる川も絵になる感じで止まって写真撮りたいくらいだったんですが、停車せず進みました。
  気分良く走っていると、突然 Edge810 が警告を上げます。

 off course

 もちろん。じゃなくて、案内のルートから外れたと....
 どう見てもこの道だと思うんだけど、Edge810の地図を見ると川の左側を通る事になっています。 今の橋を渡って川の右側に出るところ。
 ナビに従って案内の通りの方向に進んだのですが通行止め。ルートラボの地図が旧道しか載ってなかったのでしょうね....
 (googleマップも旧道しか乗ってないっぽいかなぁ...?)

 往復で500mほど余計に走ったあげく戻るときにちょっと登らなきゃ行けなくてちょっとゲンナリしていたら、左側の建物の自販機の横から犬がぴょこんと顔を出して、こっち側に向かって走り出.....

 えっ繋がれてない!!??ちょっ!!!!!

 「犬 繋いどけーっ!」って叫びつつ坂を駆け上がりました。
 左足のすぐ横まで迫られましたが、坂の上までは追ってきませんでした。こわいよ....

 気分を取り直して新しいきれいな道を進みます。しばらく行くと旧道と合流。
 PC1まではもう少し。

 壮瞥町の街中に入ったあたりで右折。洞爺湖畔に出ます。
 支笏湖とは打って変わって良い天気で湖もよく見えます。

洞爺湖
支笏湖とは大違いの洞爺湖

 12:05頃、119.6km地点。PC1のセイコーマート壮瞥温泉店に到着。

 12時前には着きたい気がしていたのでちょっと残念。と、思ったけど支笏湖抜けて美笛峠抜けてるんだからもっと遅くてもおかしくないので上出来と言うことにしておきます。

 ちょうどお腹も空いているのでお昼ごはん。

 つづき

2016年10月21日金曜日

今年買ったアウトドア用のアイテム。

 いろいろ買ってるなぁ....役に立ったものまだ未使用のものといろいろあります。
  • karimmor sf Predator Patrol 45
     バックパック。色はコヨーテ。昨年の登山は自転車用に購入した10リットル程度のバックパックだったのでさすがに容量少なすぎると言うことで購入。
     重いし1気室しかなくて使いにくいです。そもそも山用じゃ無いし。
     molleでポーチを2つ足したけど、もう少し外付けポーチを付けたいところ。
     ちょっと使い勝手悪いけどお気に入り。
     一応防水だけど外の布は水を吸って重くなるのでザックカバーの購入しなくちゃいけない
  • ブーニーハット
     キャプテントムで買って来た迷彩柄のブーニーハット。お気に入り
  • CW-X STABILYX Model
     コンプレッションウェアを試して見たいなぁと思っていてamazonで安くなっているタイミングで購入。ウエストサイズで選んだら足の締め付け感がちょっと弱い様な....膝のサポートもしてくれるけどあまり実感無し。購入前に試着することをお勧めします。
     ただ、購入後は山も自転車も常に使用してます。
  • Millet ドライナミックメッシュ アンダーウェア
     体から汗を吸い上げて肌をドライに保つ変態アミアミなアンダーウェア。汗冷えを防止してくれる。上のノースリーブと袖付きの2着。下は自転車でCW-Xの下に履くために購入。
     山にも自転車にも非常に良いものです。是非お試しあれ。
  • トレッキングポール
     春の羊蹄山でポールの必要性を感じて秋の羊蹄山のために購入。
    カーボン製で軽くて安かったので購入。秋の羊蹄山は行かなかったので藻岩山でお試しで使用。いきなりキャップ紛失。
     収納時の長さがちょっと長く感じる。最近存在を忘れていて札幌岳に持って行けなかった
  • 防虫ネット
     手稲山を登った際に虫にたかられて非常に不快だったので購入。
     春の羊蹄山で使用。見た目は非常にアレだけど、虫にたかられないの非常にイイ。
  • どこでもベープNo.1 未来セット
     虫除け。
     SCBF2016で1日目屋外で使用。2日目雨で屋内のために油断して身につけなかったら、2日目だけ虫に食われたので、結構効果はあると思う。
  • アイゼン
     春の羊蹄山でもしかしたら必要になるかも知れないと言うことで購入。結局未使用で重しに金かけたような状態なので、冬に円山か藻岩山くらい登ってみたいところ。
     中華製の安物なので爪折れるんじゃないかとちょっと思ってたりする。
  • 5.11Tactical Taclite® Pro Pant
     山用のズボンがなかったので購入。送料込みでもUSサイトの方がお安かったので本家購入。思ったよりゆったりしてたけどよく考えたらUSサイズなんだからそんなもんなのかも。
     普段使いもできるので使用頻度は高め。山は札幌岳の時だけ使用したけど上から雨具着用してたのでよくわからず。
  • Columbia Outdry EX Gold Shell (リンク先はOutdry EX Gload Tech Shell)
     雨具。個人的に注目している防水透湿素材のOutdryが使用されているアウターを探したらこれしかなかった。ちょうど夏のセールでお安くなってたので購入。
     本当はもう一つ上のモデルの白が欲しかったけど、全色全サイズ売り切れだったのでこっちのモデルの青を購入。上のモデルとの違いは脇下のベンチレーションと、シームテープの張り方によるデザインくらい。
     今年の春くらいに出たはずだが、公式ページでは存在を確認できず、すでに現行商品では無い模様。
     300gちょっとあって少々重め。畳んでもあまり小さくならないのがよくないかなぁ
  • Mountain Masochist III Outdry
     トレランシューズ。自転車x登山用に購入。OutDryが使用されていてマウンテンマゾヒストなんてドMっぽい名前付いているのが決め手で購入。
     グリップ力が強いと感じていて、自転車で雨に濡れたフラットペダルで滑って踏み外しが減った。瀬棚600では踏み外し0
     さすがに完全防水をうたっているだけあり、水が浸透することはない。もちろん靴下を伝ってくるのはこの限りに非ず。
     ソールが減るのがいやで普段使いはしてない。
  • mont-bell スーパーメリノウールM.W.ラウンドネックシャツ
     温かいと言うので購入。普段ジオラインきているせいか、たくさん汗かいたらなかなか乾かなくてちょっと不快に感じた。着込んでいたら気化熱がない分熱がこもるのかと思うけど、べちゃべちゃになるのがちょっと慣れない。普段着る分にはすっごくイイ
     ジオラインだと汗かいたあと臭くなったけど、スーパーメリノウールは臭くなりにくく感じた。
なにか忘れている気がしないでもないけど、思い出したら書き足します。

2016年9月27日火曜日

BRM918瀬棚600km その1

 今年二度目のブルベです。ほんと今年走ってないな。
 600kmは昨年の宗谷岬600振りの2回目です。そういえば昨年もう二度と600なんて走らないって言ってた気がする....

 今年のBRM806北海道600km宗谷岬もエントリーして前泊宿も確保していたのですが、荷物預かりがないと出走できないことに気がついて断念。(コインロッカーも滝川駅まで行かないと無いし...やはり車無いとツライ....)

 せたなライドでお邪魔した せたな町を通る瀬棚600と言うことで、出る気になってましたが、仮眠所の関係でエントリー数が先着30名制限に。

 雨なら問答無用でDNSなので、その程度の人間が貴重なエントリー枠を潰したあげくにDNSしたらなんか申し訳ないなと思ってエントリーを躊躇したのですが、エントリーしてみたら制限に達しない20名のエントリーでした。これでDNSのハードル下がるわー

 1週間前から毎日天気予報をチェック。9/17に雨マークが入ることはありましたが、18,19は当日まで大丈夫でしたので、DNSの大義名分がなくなり意を決して出走しました。

 さて、今回の装備からつらつら書いていきます。
  • ライト類
    ・前照灯 x3灯 (内1灯が水侵入で動作がちょっと怪しい点くけど消えないw)
    ・尾灯 x2灯
    ・ヘッドライト x1灯
    ・ヘルメット尾灯 x1灯
  • シートチューブのツールケース
    ・工具(TOPEAK ヘキサス II)
    ・六角レンチセット
    ・ワイヤーロック
    ・チューブ1本
    ・パンク修理用のパッチ
    ・タイヤブート
    ・ゴム手袋
  • トップチューブの下
    ・空気入れ
    ・輪行袋
  •  ダウンチューブ下ツール缶
    ・チューブx2
  • トップチューブバッグ内
    ・エネループ モバイルブースターx2
     Garmin Edge810の充電用。
    ・iPhone6格納
  • ウエストバッグ内
    ・レインカバー
     ウエストバッグ用のレインカバー。使いたくない
    ・ウインドブレイカー
     U.L.サイクル レインジャケット
     ウインドブレイカー代わりの雨具。もうすこししっかりした雨具を持とうかと
     思ったけど雨に降られることは考えていないので、これでいいやと。
    ・レッグウォーマー
     夜に冷えてきた時に装着。昨年の宗谷岬600では使わないと思ったら使ったので
    ・エネループPro 単三 x4本
     メイン前照灯の換えバッテリー
    ・エネループ 単四 x5本
     サブ前照灯とヘッドライトの換えバッテリー
    ・ボタン電池CR2032 x2
     テールライトの電池。

    ・10000mAのモバイルバッテリー
     iPhone6とGarmin Fenix3の充電用
    ・キューシート
     相変わらずGPSと地図頼りだけど、要所要所で見るのとバックアップとして
    ・チューブ1本
    ・行動食
     カロリーメイト2本, ウィダーインゼリー系のゼリーx2
    ・PHS
     ほとんど使えないと思うけど一応ね。
    ・お金とクレジットカード
     これがないと補給もできず、PCの通過チェックもできず、DNFしても自走。
  • サイクルジャージの後ろポケット
    ・ウィダーインゼリー系のゼリーx3

 昨年の宗谷岬600と同じようにサドルの後にボトルケージを取り付けてドライバッグに入れた着るもの等を取り付ける予定が、サドルを変更したせいで取り付けできなくなったことに気がついたのが出走前日。とりあえず全部ウエストバッグに詰め込めることができたのでよかったですよ....

 今回新規に投入した装備は以下の通りです。全部身につけるもの。
 ・ ミレー ドライナミック メッシュ 3/4 スリーブ クルー 
  汗冷え防止。ノースリーブを持っているけど今回は袖付き。
  上にモンベルのジオライン中厚手(長袖)を着て、その上に半袖サイクルジャージ。
 ・ドライナミック メッシュ ボクサー
  こちらは汗冷え防止と言うよりは、CW-Xとの間に何かを履きたかったから。
  自転車で素肌にCW-Xは長時間だとおしりがちょっとキツいところがあったの。
 ・CW-X STABILYXモデル
  事前に使った感じではとくに効果は感じなかったけど....サイズ誤ったかも..
  この上に七分丈の少しひらひらした一応自転車用のズボンはく
 ・マウンテンマゾヒストIII アウトドライ
  自転車+登山用にローカットの靴が欲しくて買ったモノ。完全防水。
  いつもはニューバランスのランニングシューズだった。
 ・Finetrack スキンメッシュ ソックスレギュラー
  足先が汗で濡れて夜冷えるとイヤなのでドライ効果を期待して購入。
  本当は5本指バージョンが欲しかったど、どこ見ても品切れなのでこれで。
  この上に通常の靴下履く。

アミアミ変態セットが届いた
ドライナミックメッシュのアミアミ変態セットw

 さて、走行計画ですが.....相変わらず特になし。頑張って走る。PCのクローズ時間は気にする必要あるけど普通に走っていれば気になるような時間に掛かる事はそう無いはず。
 グルメもなにも考えません。ホットシェフおいしいです。

 昨年の宗谷岬600がだいたい34時間切っていたのでそのくらいを目指せたらなーという感じでしょうか.......と、思ったけど獲得標高見たら同タイムは無理なの分かっていますよ。
 宗谷岬600よりも2時間早い06:00スタート。34時間とすると16:00になりますが、そりゃ無理なのである程度明るい内に帰ってこれると良いなぁという希望です。

 前日は早めに寝たけどなんか寝付きが悪くよく寝れませんでした。遠足前夜的な感じで。

 つづき

2016年9月5日月曜日

自転車+登山

 自転車で登山口まで行き、登山して自転車で帰る。なんてことを一昨年まで何度かやっていたのですが、昨年からちょいちょい山登るようになったので、またやろうかなと思っています。

 自転車+登山をやめた理由の1つにクロスバイクからロードバイクに変わったというのがあります。登山中に持って行かれたら泣けますから。

 藻岩山とか登山口が比較的街中なら持っていくような人の目に付くこともあろうかと思いますが、少し人里離れればきっと大丈夫じゃなかろうかということで。

 と言うことで、自転車+登山で行けそうな所をメモしておきます。
  • 手稲山 平和の滝登山口
    ここは2度自転車で行って登ってます。ガレ場楽しいです。
  • 定山渓 小天狗岳
    ここは1度自転車で行って登っています。
    高低差はそうでも無いんですが、斜面が急で元階段を支えていた鉄の棒が大量にあるため下りに転んだら刺さりそうで怖かったw
  • 八剣山(観音岩山)
    ここは1度自転車で行って登っています。
    比較的近く、登りも下りも時間がかからないのでお手軽ですが、滑落事故がちょいちょいあるので1人で行ってはいけないと言われて以来行ってません。
    (1人だと滑落したことに気がついてもらえない可能性が高いから)
  • イチャンコッペ山
    支笏湖横のポロピナイに下る前にあるヘアピンカーブの辺りから登るそうです。
    そんなにキツくなく(最初だけキツいみたい)、風景も良さそう。
    自転車で行って登って帰ってくるには距離と標高がほどほどでよさそう。(でも帰りはポロピナイ登り返したくはないw)
  • 樽前山
    ちょっと遠いけど、7合目までは自転車で行けて、樽前山自体は1時間程度で登れると言う事でよさそう。風不死岳まで縦走する場合は戻ってこなきゃ行けないのでちょっと無理そうかな。
  • 空沼岳
    車で行って上るのは実施済み。バス停の辺りまでロードで行けるかな。マウンテンバイクなら登山口の手前まで行けるだろうけど。
  • 札幌岳
    豊平峡温泉と豊平峡ダムの間から登る。ちょっとハードそうかな...?
 他にもイロイロあるとは思うんですが、教えてもらったりパッと思いついたモノを書いてみました。
 ローカットの登山用の靴を買って今シーズン中に1回くらい行ってみたいところ。
 
紅葉の時期にイチャンコッペ山あたりが良さそうかな

脱!中山峠童貞

 2013年にクロスバイクを買った際に、なんとなく立てた目標が3つ有りました。

 ・100kmを走る
 ・支笏湖行ってくる
 ・中山峠の上まで行く

 1つめの100kmは早々に単独でクリア後、その年の内にブルベにも出るようになりました。
 2つめの支笏湖も100kmをクリアした翌月くらいに連れて行ってもらって、その後単独も含めて何度か行っています。
 3つめの中山峠の上は、車で通った際に道の状況や交通量の多さを見てここは走りたくないなぁと思って以来 チャレンジする気すら起きていません。

 3年間行かなかったのですが、9/3についに行ってきました。
 いや、最初は朝里峠を朝里側から登ってみようかと思ったのですが、気がついた豊平川河川敷を上流に向かって走っていて、その後八剣山に抜ける裏道に入って定山渓を目指していました。ただ、この時点では定山渓側から朝里峠を越えて登り返すというのも思ってはいました。

 定山渓のセイコーマートで朝ご飯を食べながらこの先どうするか考えていました。
 と、言っても選択肢は大してありません。中山峠か、朝里峠か、豊平峡ダムか、帰るか。
 中山峠の上はガスっていると数時間前に通った人に聞いていたので、正直そっちは行く気はしなかったのですが、なんとなく中山峠に向かい出しました。

 定山渓温泉街を抜け、豊平峡ダムへの分岐を越え、中山峠を目指します。
 少し進んだところに出てきた青看板には中山峠17kmと書かれています。サイクルコンピュータはちょうど30kmを示していたので、約47km地点が中山峠になります

 登り出して思ったのは、車で通ったときに見たよりもマシな路面状況かなという感じです。道も狭いと思ったのですが、思ったよりは広いので後から車が迫ってもそんなに怖くないです。
 傾斜もそんなにつらくなく、意外と楽だなーと。まぁ大した速度は出ていませんw

 何カ所か橋があり、橋の上はちょっと狭いです。最初の内は橋自体が短いので大した気にならなかったのですが、橋と覆道とトンネルのコンボが現れます。
 橋も覆道もトンネルも道幅が狭く対向車がいると大型車どころか乗用車もこちらを抜くのを躊躇いそうな感じ。こちらも後ろからのプレッシャーがキツいし無理して抜かれても怖いので、左端に寄せて停車して車に先にいってもらいました。
 何台後にいるかなーと思って見てたら全然切れない車列.....1,2分はそこで車の流れが切れるのを待ちました。

 そのあと定山渓トンネルに突入。入る前に後を確認したら車見えなかったのでそのまま行きます。
 延長1,124m。このトンネル登りだと思い込んでたんですが、ほぼ平坦に感じました。
 とりあえずトンネルを抜けるために頑張って踏みますが、やはり車は来ます。
 ミラーにヘッドライトを捉えたのですが、イマイチ距離感がわからない。対向車がいなければ勝手に抜いてくれなのですが、対向車線はけっこうな交通量。 ギリギリをすり抜けられてもイヤだし、車の頭抑えちゃうのもイヤなので左端に寄せて停車。左端の白線が凹凸になっていて乗り越えるのがちょっと怖かった。

 抜かれてみたらダンプだったよ....止まって置いて良かった。その後はもう居なかったのですぐにスタート。トンネルを抜ける手前でまた車きたのですが、対向車がいなかったので勝手に抜いてもらいました。

 トンネルを抜けると路側帯が広めで舗装状況も良い感じです。なによりも、車道の幅が広くなったので、後ろから来る車に必要以上に気にする必要が無いので気が楽でした。

 車道広くなったけど、何故か路側帯側にはみ出して走る車を見かけたのですが、どうやら後ろの車に先を譲っているようでした。追い越し禁止のセンターラインだけど、センターライン越えてないから違反にはならないのかな...?

 しばらく進んでパーキングを発見。特に休憩するつもりも必要も無かったのですが、そこに石碑を発見したのでパーキングに入ってingress。
 味方のポータルだったので、少し固めてハックしてさようなら。

 すこしガスってきたり、霧雨を感じたりしながら09:30前に道の駅望洋中山に到着。

 駐車場はバスやら乗用車やらでなかなか盛況です。

 道の駅自体はガスはかかっておらず、霧雨程度も降っていませんでしたが、日は出ておらず少々肌寒いです。自転車漕いでるときはちょうど良い気温に感じましたが止まるとさすがにちょっと冷えますね。
 ミレーのドライナミックメッシュを着ていたおかげで汗冷えは無しです。汗冷え有ったらタブン悠長に休憩できないです。

 知っている方々がちょうど登っている羊蹄山を拝みます。
 
羊蹄山がよく見えるなー(
羊蹄山がきれいですね(
 
 下の方は見えるけど、上に雲がかかっているので恐らく山頂は雲の中かな....

 中山峠といえば「あげいも」ですが、ハムカツとホット缶コーヒーで一息つきます。
 このまま喜茂別側に抜けるかとも考えたのですが、予報では雨降らないけど空模様見てやめにしました。

 この後定山渓側に戻り、朝里峠を抜け、銭函でお昼ご飯食べ、某所で販売が確認されたグレープフルーツIPAの確保に走り、176kmを走って帰宅しました。 

進むか戻るか…
定山渓ダムとさっぽろ湖
朝里ダムとループ橋
朝里ダムとループ橋
 

日本海
朝里から札幌に向かう途中の海
  
ジャンボ餃子定食 しまったご飯は小にすべきだった!
あおぞら銭函3丁め のジャンボ餃子定食
本日の聖地巡礼の様子です。
無事確保に成功したグレフルIPAとノースの工場
 中山峠を一度体験したことで、ニセコ側へ行く最短の道が拓かれた思いです。
 黒松内300で、毛無峠+樺立峠で倶知安に抜けられましたが、やはりここが一番近いですし....もう少し早い時間に行けば交通量も少なめでしょうかね?
 そのうち羊蹄山を拝みに行きたいと思いますが、来シーズンかな

2016年7月28日木曜日

Excel 2010 を別窓で起動する方法

 Excelは複数のファイルを開くと1つのExcel内で複数のファイルが開くMDI方式となっていますが、正直これ使いにくいです。

 Excel2013からは複数のファイルを開くと複数のExcelが起動するようにできるらしいのですが、現在手元で使用しているExcel2010だとレジストリいじったりなんだりしなきゃいけなくて面倒だったのですが、MicrosoftよりFix itが提供されてました。

 How to open Excel files in separate windows in Windows 7 

 とりあえず手元の環境では Windows7 Pro x64 + Excel2010 で動作することを確認しています。タイトルがWindows7って入ってるから8とかだとちゃんと動かないかも?

 WindowsUpdateした後にまたMDI方式に戻ってたりしたので、適用後もFix it消さないで持っていた方がいいかも?

2016年7月7日木曜日

BRM618北海道300km黒松内 その4

 その1  , その2 , その3

 PC4を出たのが20:00過ぎ。ゴールまであと60km弱。平均20km/hで走ったとして3時間かかるので23時を過ぎるか.....
 できたら22時台にはゴールしたい..

 赤井川から余市には冷水峠を越えます。
 峠ですがなんか大したこと無かった記憶。しかし登るにつれて視界が....

 霧雨というか霧。降っていると言うよりまとわりつく感じ。濡れるけどそこまで不快ではない。ただ、路面は濡れてる。

 割とあっという間に抜けて下り。路面濡れてるし暗いので速度を絞りつつ下ります。
 Garmin Edge810 の画面表示を地図にしてできるだけ拡大。先の道路がどう曲がってるのかなどをチラチラ見ながら進みました。

 下るにつれて霧が晴れて視界がよくなりましたが路面は相変わらず濡れている。動いているおかげかそんなに寒さは感じません。

 国道5号線に出て小樽に向かいます。
 余市-小樽間は走ったこと無いけど道広くないし、車通り多いしあまり走りたくない所ではあるのですが、時間帯のせいか車通りが少なくて特に危険は感じませんでした。対向車はすごい多かったけど。

 小樽に向かいだして最初の短いトンネルを抜けると小樽のカントリーサイン。あれ、こんな西の方まで小樽なのか...って小樽駅までどのくらいなのかイマイチ分からず....

 そしてまた路面の濡れ具合が酷くなって霧雨というか小雨が降ってきて少し濡れ出しました。
 小樽駅近くでもこの状態なら 小樽駅でDNFを誓い先を急ぎます。小樽発の終電は23:00位だから間に合うはず。

 走っていると蘭島駅の看板が見えた。お、次は塩谷でその次が小樽だなー と思ったンですが、やっぱり距離感がよくわからない。

 そして塩谷の辺りで突如現れる上り坂。しかも真っ直ぐ登る....斜度はどのくらいかわかりませんが、割と絶望させていただきましたw 前方を走るバスがなんであんな高いところに居るの...って

 ここも インナーローでキコキコ登りつつ途中で休憩したり...何とか登り切ったところでミスコース。旧道に入るはずがそのまま直進してしまいました。まぁ Garminさんが即教えてくれたのですぐ気がつきましたけど。

 国道をそれて住宅地の中を通ります。自分が今どこに居るのかさっぱり分かってません。小樽の街中まだー?
 そして国道5号線と合流。やっと現在地を把握。もう街中だここ。
 路面もしっかり乾きました。よし、小樽DNFはなしでゴールまで頑張ろう!

 小樽運河を抜けて小樽築港を抜けて朝里を抜けて最後の張碓峠。
 あれ....なんか路面濡れてる....少し雨......と思ったらもう結構降ってるよっ!!!

 この先にDNFポイントは無いわけじゃ無いけど.....うーん引き返してDNFも考えたんですが、既にずぶ濡れなので諦めましたヨ。
 
DSCF2153.jpg
降りすぎだから。
 
 雨のせいか、張碓峠が妙に辛く感じます。こんなに辛く感じたの初めて。
 まぁここまで随分走ったしそのせいもあるんでしょうけども

 札幌市内に入っても まだ降ってるし...聞いてないよー....

 それでもなんとか前田森林公園に到着!!
 Garmin Edge810 さんのクルーズが終了を告げるメロディーを鳴らしたので、アクティビティの記録を止めようと停止ボタンをポチリ....

 ブツッ....
 
 は?何で電源落ちるの?あれ?
 電源入れ直して最後のアクティビティを確認.......残ってない!!!!!
 ちょっとマジで勘弁して下さい....

 取りあえずゴール受付....23:01ゴール。17:01という記録になりました。
 え、Garminに構ってなかったら17時間切れてたんじゃ...(´;ω;`)ウッ…

 ゴール受付をしてメダル申請したらその場で渡されてちょっとびっくり。今年からその場で渡す様になったらしい? 最終的な認定出てないのに渡してイイのかな?と思ったけどこの後覆ることもそうないか....
 AJピンズも購入。

 20分ほど休んで帰路に。帰りは自走だよー....雨は軽い霧雨程度だけど路面がな....

 新川通をひたすら真っ直ぐ走り、札樽道を越えたところで突然路面が乾いた。なにが違うんだ...
 新川通まっすぐ行ったら札幌駅と書いていたのでそのまま進んだけど、どこに出るのか知らなかった。北大の所に出るのね。
 札幌駅の近くを通って自宅へ。結構ゆっくり走ったけど、ちょうど1時間くらいだった。新川通は信号の間隔が長いから余り止まらないで済んだからからかな。

 自宅について、おいらのBMR618北海道300km黒松内は終了。
 まだ制限時間内で走っている人がおそらくまだ居る。皆さんが無事ゴールできることを祈りつつ夢の国へ。
 
新デザインの300kmメダル。 その場で渡されてびっくりした
新デザインの300kmメダル。次回PBPまでこのデザイン
 
 前半の雨はしょうが無いとしても、暗くなってからの雨はホント辛かった....予測もしてなかったし...個人的にそんなに寒くなかったのがせめてもの救い。

 どちらかというとGarminの記録がすっ飛んだ方がツライ....調子良く登れた毛無峠の区間とか辛かった区間とかを後で見返せないの本当にツライんですが、ミスコースをただしてくれたり、道案内だけはきっちりやってくれたので良しとします。
 次回からは Fenix3 でも同時に記録取るようにします。問題は充電だけど....

 サイクルジャージの背面ポケットに開いた穴は、ポケット下部の糸が切れたために開いた穴でした。縫えば良いのか縫えば...取りあえず安全ピンで塞いでおきます。

 次回ブルベですが、BRM710前田200kmはSCBF2016とかぶっているので出る気無し。
 次は BRM806北海道600km宗谷岬 の予定ですが、千歳の航空祭とかぶってるのでもしかしたらDNSかも....

 写真
 走行記録 (距離と時間と獲得標高を手入力しただけw)

2016年7月6日水曜日

BRM618北海道300km黒松内 その3

 すでに2週間が過ぎ、そろそろ本能がツライ記憶を忘れさせようとしていたり、せたなライド2016の事も書きたいと思っているのですが、先にこっちを書き上げますヨ....

 その1  , その2

 PC1で10時のおやつと称してカツ丼食べて休んだ結果、売り切れた足が再入荷されました。

 昆布駅に向かっていると、なにやら長い下り坂にさしかかりました。コレ帰りに登るのか....と思いつつ下っていたらなんかこの道見覚えが....3年前にクロスバイク買ったばかりでニセコに連れてきてもらった時に登るハメになった坂だ.....
 うわーつらそう....

 天候は完全に回復。さすがに暑くなってきたので、途中で停車してレインウエアを脱ぎ、背中のポケットへ。また、ウエストポーチのカバーも外しちゃいます。

  
DSCF2102.jpg
良い天気!
 
 少し向かい風かな?でもそんなに気になりません。アップダウンもそんなに気にならないです。というか記憶がイマイチ曖昧です....

 黒松内に入る前に目名峠を越えます。ここもそんなに辛かった記憶が無いんですが、黒松内側の下りは結構急で、逆から登るのは辛そうだなぁという印象でした。

 黒松内に入ってしばらく行くと通過チェックの道の駅黒松内へ到着。13:17。
 たくさんのブルベ参加者が居ました。
 
 噂では到着した頃にはパンは売り切れているんじゃ....とのことでしたが、いっぱいありました。以前は1日2回焼いていたのを、最近は4回焼いているとか聞こえてきました。
 
 通過チェックはレシートか、ブルベカードの空いた場所に道の駅のハンコを押す必要があります。レジの列が長かったのでパンを買う気にもならず、 ブルベカードにハンコを押すことにしたのですが、ひたすらハンコを押し続けるおじさんが居てなかなか押せない。
 一体何回押すんだって位ひたすら押し続けているので、パン買ってレジ並んでても同じだったかも知れない。ブルベカードにハンコを押してトイレへ。

 用を足してふと右にある鏡を見たら、自分の背中の様子がおかしい....??なんでウィダーインゼリーのゴミがそんなところから Здравствуй してるの?
 良く見たらサイクルジャージの後ろポケット一番右の下側に穴が(´;ω;`)ウッ…
 お気に入りなのに(´;ω;`)ウッ…
 帰ってから状態確認するとして、一番使いやすい右側は使用禁止に。

 トイレから出てきたらレジ空いてる。ということで、パンとソフトクリームを購入。お外のベンチで(´~`)モグモグ
 
ここはパンが有名らしいので買ってみた
おいしかった
 
 天気も良いしおいしいし、このままカエリタイ....

 気がついたら先に来ていた人達はあらかたスタート済み。なんだかんだで結構休憩しているのでさっさと再スタートします。PC2までは20kmないのですぐだろうタブン。

 国道5号線を抜けて日本海を目指します。
 14:31にサクッとPC2到着。ちょうど150km地点で半分。あとは帰るだけ。
 黒松内でパン食べたばかりだし特に補給も必要無いのでコーヒー飲んでさっさと再スタート。PC3までは53km。

 ここからはしばらく海沿いを北上します。
 海から陸に吹き付ける風はあったけど、特に苦痛は感じなかった記憶。
 交通量も少ないし、風景も良いので気分よく走れました。
 
DSCF2135.jpg
良い風景
 
 海岸線を堪能し、また内陸へ戻ります。
 蘭越まで行き、往路を逆走してPC3へ向かいます。

 昆布駅をすぎてしばらく行くと3年前に登った坂登場。
 
DSCF2149.jpg
真っ直ぐ登るのきっつい....
 
 あ、つらいww
 坂の途中で止まって休憩しちゃいましたわ.....

 その後も細かなアップダウンで足を削られつつも17:18にPC3到着。

 疲れた.....この後往路で殺されかけた樺立峠があるので腰を下ろして甘味を摂取してしっかり休みます。
 休憩している間に他の方はみんな出発してしまい独りぼっち。
 少し長めに休んだのですが後続の方が来ない....とりあえず出発。 

 なんか空模様が怪しい....イヤな予感がするけど雨は降らない予報なのできにしなーい。
 
DSCF2150.jpg
おそらく羊蹄山があるはずなのだが....
 

 樺立峠に向かう途中前方からブルベ装備っぽい感じの自転車とすれ違いました。
 そのあと少し先にあるパーキングスペースで停止して休憩しようとしたら、後から自転車が.....先ほどすれ違った方でした。
 スタッフの方で逆走しながら様子見たり写真撮ったりしてるとのことで、1枚パシャリとしていただきました。
 曰く。「樺立峠赤井川側から来るよりも高低差が無くて斜度も若干楽」とのこと。少し気が軽くなった。
 さらに曰く。「余市方面が霧雨っぽい」とのこと.....Σ(゚Д゚;エーッ! もう降らないはずじゃ....暗くなってから濡れるのは勘弁.....スタッフの方と別れ先を急ぎます。

 樺立峠の登りがはじまりました。もうインナーローだよー。
 それでも辛くて数百m単位で足とめて心拍落ち着くまで休憩を繰り返しました....情けない
 それでもなんとか最後の中ボス樺立峠をクリア!
 ご褒美の下りを堪能して赤井川の道の駅に到着する頃にはライトを点灯していました。

 19:49にPC4到着。もう暗い~そしてすこし寒い~
 到着時にファットバイクに乗った地元の人に話しかけられたので 札幌から黒松内まで行って札幌まで戻って300km走るって言ったら絶句してたw まぁ普通はそうだわな...

 とりあえずご飯。
 
豪華ディナー
豪華ディナー
 
 温かい激めんをスープまで頂いて暖まった後に、冷たいのみもの飲んで台無しに....この先は冷えそうだし霧雨の話もあったので、レインウエアを着込むことに。
 また休んでいる間にみんな居なくなってしまったので出発します。

 のこり60km弱。余市はどんなことになってますかね....

 つづき

2016年6月27日月曜日

BRM618北海道300km黒松内 その2

 その1

 さて、前日はいつも通り完走祈願のIPAをいただいて22:00頃にお布団in。
 当日は03:00過ぎに起きて準備開始。

 窓の外を見ると予想通り路面が濡れている感じ。でも雨は降ってないかな。
 遠くに目をやると、JRタワーが雲の中.....ずいぶん雲低いのね....

 窓を開けると少しヒンヤリ。午後には天候が回復するはず....どんな恰好にしようかしらと悩んだ結果が以下。
 上 : ミレー ドライナミックメッシュ、モンベル ジオラインの中厚手(長袖)、
   サイクルジャージ という3枚重ねと、寒かった時用にレインウェアを1枚持った。
 下 : モンベルの膝下くらいのズボン(一応自転車用)
   レッグウォーマーは悩んだ末に未装着で持っても行かず、レインウェアもナシ。

 そうこうしている間に、@shuji_w6eさんが到着。自転車を積み込んで出発です。

 あーこの路面だと走りたくないなぁ....少なくとも自走で移動する時点で心折れそう。
 出走までに少しでも乾いてくれることを期待したいけど期待できない感じ。

 途中コンビニによって朝食と行動食をゲット。

 途中 自走で向かう自転車を何台か見かけましたが、見てるだけで走りたくないんですがw

 05:00前には前田森林公園の駐車場に入り、自転車を降ろして準備。
 ちょっと肌寒いかな?という感じ。動き出したら意外と寒くないかも?という感じも。
 出走までは動かないのでレインウエアの上を着込みます。

 受付を済ませ、06:00スタート組になれました。(今回は人が多いので06:10スタート組と別れる)

 手稲山の方に目をやると山見えませんね。まぁJRタワー見えないくらいの雲だもんねそりゃ見えないよね。って軽く思ってました。

 毛無峠がどんなことになっているかここで想像できそうなもんですが、全く考えてなかった....とりあえず午後になれば天気は多少良くなっていくはずという楽観的な考えのみ...何故かDNSという考えも浮かばなかったし、22時くらいにはゴールできるかなーとか考えてた。

 AJピンズちょっと欲しいなと思いつつも、ゴール後に買おうと思った。なぜかゴールできる気でいるようだ。

 05:30にブリーフィングが開始され、05:50頃から車検を経てスタート。

 路面濡れてるので泥がはねます。もうどうでもいいです。さっさと先に進みます。

 朝里に向かうにつれてなんか霧雨が....あれ...さすがに雨が降るとは聞いてないなーアハハ
 まぁまだ霧雨だし大丈夫やろ。
 
DSCF2089.jpg
霧雨模様
 
 朝里峠に向かう道に入って望洋台を抜けて毛無峠に入ります。
 毛無峠アタック前に、望洋台のローソンで休息を入れます。
 距離はまだ20kmちょっとでスタートからまだ1時間くらいですが、この先コンビニずっと無いし。

 ちょうど後を走っていた人も一緒にピットイン。
 と、@shuji_w6eさんと遭遇。5分前くらいに着いていたそうで、先に出発していきました。ちなみにこの後お会いすることはありませんでしたw

 ホット缶コーヒーと豆大福をもぐもぐ。早々に出ます。

 望洋台から毛無峠に抜けるところが辛くて、早々にインナーロー。今回は特にアウター縛りはしないよ!!
 8~10km/h....さ、先が思いやられる...毛無峠のピークまでまだ10km以上あるよ....

 登り切って毛無峠に入るT字路へ。さぁ、最初にして最強のボスとの長い戦いの始まりよ
 .....あれ?望洋台から毛無峠の接続よりも、毛無峠の方が楽じゃ無い!?これなら意外といけそう!ちょっと希望の光が見えた!

 いけそうなのでアウターローにして登り出します。13km/hくらい出てたかな?
 少しずつ前の人に接近....相変わらずあまり人を抜きたくないので、3人連なっている後についてゆっくり行こう。と、思ったのですが、頭抑えられて辛くなったので抜いて前に出ることに。

 前に人が居なくなったので自分のペースで登り出します。思ったより速度が出せててちょっと楽しい! っても13km/h前後だけど。


 つづら折りの道を走っていると万字峠を思い出した。クロスでしか行ったこと無いので万字峠ももう一度行ってみたいなーとか思いつつのぼります。

  登るにつれて視界が悪くなります。霧というか雲の中というか....ついでに雨も。

 一回下って再度登りの登場。ここの登りがちょっと辛くて早々にインナーローにしちゃいました。そんなに長い登りでは無いはず。

 なんやかんやでなんとか毛無峠をクリア!
 思っていたよりは楽にクリアできました。瀕死になるかと思ってた。

 登ったらご褒美の下りですが、路面濡れてるのでちょっと怖いです。あとちょっと寒い~

 下りきって赤井川に入ったら雨は上がりました。路面もところどころ乾いてきていて、思ったより早く良い感じで走れそう。
 下りきったら山間の平地を調子良く進みます。

 赤井川の道の駅を左折し赤井川村と倶知安町を結ぶ赤井川道路に入ります。この後もう一度登るのですが、毛無峠をクリアして意気揚々と進みます。

 が、登りがはじまった途端に失速。
 ずっと後についてきた方が前に出て引いてくれようとしたのですが、それにもついて行けず....

 だめだめ過ぎたので一旦停止して水を飲むことにしました。
 ボトルの飲み口がはねた泥で汚れたため、スタートしてからここまでボトルの水を1口も飲んでません。気温が低めで大した水を飲みたいという欲求もなかったんですが、寒いとは言え毛無峠登っている間は結構汗かいているはず。
 ボトルの飲み口を軽く洗浄して水を飲み、ウィダーインゼリー1つ消費。

 その間 前の方も少し前で停止して雨具をぬぎぬぎしながら待ってくれている様でしたが、再スタートしてもついて行けず置いて行かれましたw

 もうインナーローでキコキコ登ります。もうヤダー
 初っぱな出てきたラスボス(毛無峠)倒したはいいけど、そのあと中ボス(樺立峠)でやられるとは情けない。しかも帰りに逆から登るんだよこれ。

 何とか登り切り、 トンネルを越えてご褒美の下りで休みます。
 と、なんかペダルがロックされて回らない....止まって見るとチェーン外れてた。サクッと直して下りを堪能。

 路面も乾き、遠くの空には青空も覗いています。
 路面乾いて嬉しいーって走っていたら、散水車が水を撒いたと思われる跡が....しかも色がちょっと茶色くてこれは土が入っていそう....なんもこんな日に撒かなくても....
 
DSCF2093.jpg
何故水を撒くw
 
 PC1までもう少しですが、ラスボスと中ボスでボロッボロになっている足に細かなアップダウンが襲ってきます。マジ勘弁...

 10:29 息も絶え絶えで88km地点 PC1に到着。あれ...思ったより早いか...?
 しかし88km地点でほぼ完全に足が売り切れてます。まだ210km以上あるのにどうすんのこれ....

 完全にお腹空いているのですが、なんかおいしい物とかなんか考える余裕もなくコンビニ弁当で10時のおやつを補給します。
 
豪華10時のおやつ!
豪華10時のおやつ
 
 Garminさんが現時点で累計1,448m登ったと主張されているのですが冗談ですよね....?
 30分くらい休んだでしょうか? 今回のコンセプト、黒松内道の駅のパンを求めて通過チェック 132.7km地点へ進みます。

 つづき

BRM618北海道300km黒松内 その1

 6月も折り返し地点を回ったところでやっとこさ今年初ブルベですよ。

 昨年はPBPのおかげで すでに留萌300,様似400,薄野200,恵庭600(260kmでDNF)を走っていたのが信じられないほどスロースタートです。

 今回の黒松内300は、昨年までの新パノラマ300の難易度を下げたものだそうです。なんですが、結構登らされるよなーという感じ....参考のルートラボデータ見ると獲得標高3,000m超えてるよ...?大丈夫?

 自転車自体は4月下旬から5月中に5回、計500kmちょい走ってはいます。
 しかしなーんか走った気がしないというか、準備できていないという感じ。6月に入ってから1回も乗ってないせいもあるし、余り走ったこと無いコースなのも心配だし、登るのも辛そうだし。兎に角300km走れる自信が全然無いというか完走するイメージが持てない。

 とりあえずエントリーしたは良いけど、スタート地点の前田森林公園が遠い....距離にして16km位なのだが、街中通るので信号の事を考えると1時間ちょっとは見ないとダメかな
 スタートが06:00なのでブリーフィングが05:30からかな。その前には着きたいので、04:00前には家を出たい。03:00過ぎには起きなきゃダメだなぁ....

 いやー なんとなく出走する前が面倒じゃない?しかも終わった後自走で帰ってくるんだよ?300じゃなくて330km超えるよ?

 と、思っていたら @shuji_w6eさんが、車で連れて行ってくれると....ありがたい!
 けど、DNSの言い訳が一つ減ってしまったw

 前日に自転車をブルベ装備にします。と言っても1日で終わるので普段着けないライト付ける位かな...

 今回の装備はこんな感じ

  • ライト類
    ・前照灯 x3灯
    ・尾灯 x2灯
    ・ヘッドライト x1灯
    ・ヘルメット尾灯 x1灯
  • シートチューブのツールケース
    ・工具(TOPEAK ヘキサス II)
    ・六角レンチセット
    ・ワイヤーロック
    ・チューブ1本
    ・パンク修理用のパッチ
    ・タイヤブート
    ・ゴム手袋
  • トップチューブの下
    ・空気入れ
    ・輪行袋
  • トップチューブバッグ内
    ・エネループ モバイルブースター
     Garmin Edge810の充電用。
    ・iPhone6格納
  • ウエストバッグ内
    ・レインカバー
     ウエストバッグ用のレインカバー。使いたくないなぁ
    ・エネループPro 単三x4本
     メイン前照灯の換えバッテリー
    ・エネループPro 単四x5本
     サブ前照灯とヘッドライトの換えバッテリー
    ・ボタン電池CR2032 x2
     テールライトの電池。

    ・キューシート
     相変わらずGPSと地図頼りだけど、要所要所で見るのとバックアップとして
    ・チューブ1本
    ・ヘッドライト
     ちょっと重たいので必要になるまで格納。
    ・行動食
     カロリーメイト2本と、ウィダーインゼリー系のゼリーx2
    ・PHS
     ほとんど使えないと思うけど一応ね。
    ・お金
     これがないと補給もできず、PCの通過チェックもできず、DNFしても自走。

 だいたい準備できた。
 走行計画については

頑張って走る。 (・ω<)テヘペロ

 いや、山岳コースだし自分がどんなペースで走れるのかさっぱり未知数だし、そもそも走れる気がしていないので考える気にもならないというか....とりあえずヘタに予定とか見通しとか立てないことにしました。
 普通に走れば時間がかかったとしてもゴールできるはずなので、補給に気をつけて集中を切らないように乗りましょうということで。というかやっぱりDNSする気満々だわw

 さてどうなることやら。

 つづき

羊蹄山登山 まとめ

 その1 , その2 , その3 , その4

 さて、羊蹄山登山のまとめです。反省点などを箇条書きで書きます。

  • アイゼン要らなかった。
    使わないで済んでよかったねって話だけど。
    しかし買ってしまったからには使わないと気が済まないので、冬の円山ご来光登山にでも使用してみましょうかね。
     
  • 上着一枚余計に持って登った。
    梱包した中の物を着るべきだった...結局すぐ脱いで最後まで荷物だったし。
     
  • ストック必要。
    いままでストックの必要性を感じたことが無かったけど、今回は必要でした。次回までに調達すること。
     
  • なんでK-1持っていった。
    X-T1で良かったのでは無いかと思うけど、防塵防滴レンズが16mm単焦点しか無いので、やはりここはフィールドカメラのK-1となったわけですがくっそ重いww (1.5kg弱)
    でも良い仕事してくれたのでまぁヨシとしておきます。
     
  • なんで換えのレンズ持っていった。
    28-105mmを装着して持って登っていたけど、バックパックに55-300mmを忍ばせていました。結局埃っぽくて交換できるような状況では無かったし、まぁ要らないよねw
     
  •  UNの登山用TKストラップ良い。
    カメラの携行に使用しました。重さがショルダーストラップにかかるのと、ストラップの長さが短いので、カメラがブラブラしてあちこちにぶつかったりしにくくてよかったです。そのまま撮影への移行もスムーズで速写性ばっちり。
     
  • ミレー ドライナミックメッシュ アンダーウェア最高
    評判通り汗冷えナシ。ベースレイヤーとその上はびっしょりだったけど、肌はさらさら。袖無しだったので袖の部分だけ汗冷えしました。
    長袖のも購入検討。合わせて速乾性のベースレイヤーをもう少し用意したい。
     
  • 虫除けネット良い。
    首より上に虫がたからないので非常に快適です。メッシュだけど風が無いとちょっと熱がこもるのが難点。あと、見た目がアレなのも難点。
     
  • 水はもう少し持って行きましょう。
    一応下山完了まで水は保ったのですが、ちょっと危ういかなという感じ。
    ハイドレーションパックにもう少し入れたとしても、ペットボトルでもイイから別途用意した方がイイかな。
     
  • 食料はちょうど良い感じだった。
    最終的に行動食のカロリーメイト2本とビスコ2袋(4つ入り)とパイン飴が残り予定通り。もうちょっと余るように持った方がイイのかな?
と、こんな感じでしょうか。
 思いついたらまた追記します。

_2012021.jpg

羊蹄山登山 その4

 その1 , その2 , その3

 13:30頃に下山を開始しました。
 まぁ登りよりは楽です。心拍もあがらないしサクサクと下ります。
 サクサクすぎて何合目と書かれた看板以外の写真ほとんど撮ってませんw

 サクサク下っていると悲鳴を上げ出す太ももと肩。
 いつもより重く長時間背負っているためツライ。しかも荷物の半分以上は使用しなかった物ばっかりだし....せめてアイゼンは置いてくれば良かったー

 下りもストック使った方が足の負担は減りそうなんですが、ストック頼りに体重かけて滑ったりすると確実に転けちゃいそうなのと、木や岩などを掴んだりする際に邪魔になりそうなので下りはストック無しで。

 9合目を過ぎて下っているところでエネルギーを補給したくなったので、お昼で余しておいた おにぎりを歩きながらもぐもぐします。ちょっと喉詰まってつらいw

 13:59に八合目到着。ほとんど止まらずそのまま下り続けます。

 14:11に七合目。ここで少し休憩。
 休憩していると、大学生くらいと思われる集団が登ってきました。寝袋持ってるから避難小屋に泊まってご来光でも見るのかな?

 休憩中に水を飲んでいたらハイドレーションパックの水が売り切れに!!
 後は下りでそんなに水が欲しくならないであろう事と、ボトルに300mlほど手つかずの水があるので、まぁ大丈夫。
 ただし、動きながら水飲めない。

 登るとき結構難儀して登った場所を下るのにやはり難儀しつつ下ります。
 六合目 14:37 , 五合目 14:56 に通過。

 登りと違って周りの風景がよく見えるのですが、下の風景が全然近づいてこなくて一体いつまでかかるのかちょっと心配になったり。

 そして、お日様が照っているおかげで思ったより暑い。

 四合目 15:19に到着したところで水飲みたくなって休憩。

 その後、三合目 15:36 , 二合目 15:48 , 一合目 16:05に通過し、16:15頃に入山届に下山時刻を記入!ちょうど10時間!

 無事に戻ってこれてよかった。
 何度か太ももプルプルして膝から崩れ落ちるんじゃ無いかと思った。
 
帰ってきたら綺麗にみえてた
朝は何も見えなかったけど、降りてきたらきれいに見えてた
 
 その後、京極温泉で汗を流し、ご飯を頂いて帰路につきました。
 Sさん運転ありがとうございました!

 登山記録
 写真

 まとめへ続く。

2016年6月21日火曜日

羊蹄山登山 その3

 その1 , その2

 登山道に戻って山頂を目指します。
 先ほどの小川を通らないために雪渓を少し登って回り道することに。
 予想通り小川を通らずに戻れたのですが、何回か雪を踏み抜いてしまい転びかけました。

 九合目の看板まで戻り、山頂側に向かって進みます。
 しばらく進むと絶景ポイントがあったので写真をパシャリ
 
_2011819.jpg
山小屋と雪渓を入れて
 
 さらに登るとまた雪渓が出てきました。避難小屋の時とは違い雪渓を登ります。
 さぁアイゼンの出番!はありません。普通に登れます。
 
_2011820.jpg
アイゼンいらんかった....
 
 雪渓を登りきり、しばらく登るとついに1,860mの真狩ピークに達します。
 到着時間は11:28。休憩込みですが5時間ちょっとでここまで着ました。
 
_2011827.jpg
真狩ピーク到着!
   
 が、ここは山頂ではありません。山頂は喜茂別側の1,898m地点。ここからだとお鉢のほぼ反対側にあります。
 
_2011829.jpg
中心辺りが山頂
 
 七合目でお話しした男性曰く、「風が強ければ右へ、そうでなければ左へ行くといい」 だったかな?逆だったかもw

 山頂は真正面よりすこし右側に見えるので、右に曲がって反時計回りに行くのが最短っぽい。
 まぁ時間もあるし、大した風も強くないので一周しちゃうことにして、左に曲がって時計回りに向かいます。

 いまいち距離感が分からないのですが、向こう側を歩く人が豆粒なので結構な距離がある模様です。
 
_2011848.jpg
105mmで撮影しても人がマメのようだ。
しかもこれお鉢挟んで真逆でもないし
 
 左に進み、お鉢の縁を登ったり降りたりしながら進みます。
 途中で旧避難小屋跡地がありました。なるほど、ここだと風強いと辛そうね....

 旧避難小屋の辺りまで来ると別の登山道からあがってきた人達もいて人が多くなってきます。

 お鉢の中はまだ結構な雪が残ってました。人によってはこの中を下まで降りるらしいですが、降りた後登り返すの大変そうだな....
 
_2011890.jpg
お鉢の中。
稜線のくぼんだところが真狩ピーク

 山頂付近からガレ場になり、両脇が切り立ってるのでちょっと怖い感じです。
 時々強めの風が吹いてちょっとドキッとします。

 ところでなんか虫が多いンですが.....避難小屋で防虫ネット取り外して快適に登れていたのだけど、ガレ場に入ってから妙に虫が....

 12:20くらいに山頂に到着!
 途中写真撮るのに止まったりしてるにしても、真狩ピークから1時間近くかかるとはおもわなんだ...
  
 山頂付近は人がたくさんいて、特に山頂標識周りは休憩やら撮影やらで大賑わいでなかなか山頂標識に近づけませんw
 
_2011909.jpg
羊蹄山山頂 1,898m
 
 人が多くてあんまりのんびりもできないし、下山もしなきゃならないので割と早々に山頂を後にしました。
 
 帰りはそのまま時計回りにお鉢を進み真狩ピークに戻ります。
 少しずつハードになっていくガレ場....
 
_2011961.jpg
どこ通れば良いのか いまいちわからなくなったりもする
 
 お鉢の内側も断崖だし、外側も断崖。たまにちょっと強めの風が吹いたりして結構怖いです。
 距離はこちらの方が少し短いですが、進む速度が遅いのでどっち周りでもあんまり変わらないのかも知れません。

 真狩ピークに戻ったのが13:30ちょっと前くらい。え、お鉢を回るの2時間くらいもかかったの....

 下山にも時間かかるし早々に下山を開始。

 つづき

2016年6月20日月曜日

羊蹄山登山 その2

 その1

 登りはじめましたが、まだ全然大した傾斜じゃないです。
 なにやら倒れた木がたくさんあり、ほんの数日前に伐採された様子です。どうやら嵐で倒れた倒木が道を塞いでいたので切断して道を空けた模様です。ずいぶんな大木が根っこから抜けて倒れてました。

 そこを抜けると突然の急斜面。え、いきなりこんなんなの?
 もう 息も絶え絶えで、汗だくだく....

 キャンプ場のトイレで用は足しのたですが、そこはかとなく不穏なお腹.....先手を打ってロペラマックサットを服用します。薬の効能よりも服用したという事実が自分にはよく効くので。

 06:30。意外と早々に一合目の看板が出てきました。ここまで10往復すれば登頂と同じか....と考えると楽になったようなならないような。
 
 さらに進みますが、なんか霧が....
 
_2011708.jpg
うっすらと霧が...

 
 二合目を前にしてNさんが暑いから上を脱ぐと言うので停止。同じく上を脱いで THE NONBE FACE 姿に。涼しい!
 気温は低いんだけど、矢張り動くと暑い。湿度が高いせいもあるのかも。脱いでも動いてたら全然寒くないです。

 06:48に二合目を越えて少ししたら三合目の看板が見えて 早いっ!!と思ったら二合目半って....ぬか喜びさせるなよ...

 それにしてもツライ。ポールが欲しいですが、無いのでその辺に落ちていた2m位の白樺の枝を杖代わりに使うことにしました。ポールとかに比べると重くて腕に負担がかかるんでしょうが、登りが楽になるので使います。本日の相棒です。

 三合目より少し手前あたりで、右手の視界を遮る木がなくなりました。絶景ですね! 
 07:02に三合目。
_2011714.jpg
良い風景ですね(棒)
 三合目までは割とサクサクだったのですがなかなか四合目に到達しません。
 四合目が近づくにつれて空がうっすらと明るくなってきて少し日が差す場面もでてきました。予報通り09:00の晴れに向けて雲が動いているのか、雲の上に出ることができるのか....
 
_2011718.jpg
日が差してきた!
 
 真上を見上げると若干青空も見えます。やった!晴れる!!

 07:31に四合目を越えると完全に霧が晴れ、眼下には見渡す限りの見事な雲海が広がっていました!
 
_2011727.jpg
見渡す限りの雲海
 
 登れば登るほど視界が広がり絶景度が上がります。何度も写真撮るのに足を止めましたが、なんとか五合目に。やった半分だ!
 08:05。すでに2時間弱歩いてます。

 Sさんに1本ストックを借りて相棒と2本体制に。が、相棒の重さがツライ.....相棒1本の時は頻繁に右と左を入れ替えて持ってたのだけど、両手に持ってると持ち替えがちょっと面倒で頻繁には持ち替えができず腕に結構負担が....

 08:36に六合目到着。けっこう息も絶え絶え....七合目にすこしスペースがあるとのことでそこで休憩しましょうと言うことで数分休んで進みます。

 六合目を越えてすぐの地点で相棒を捨てました。頂上まで持って行くつもりでしたけど、ダメだ重すぎる....ここからは借りたストック1本で行きます。
 この辺でウィダーインゼリーを1つ消費。

 七合目を目指して歩いていると、足下になにやら花びらが....見覚えあるけどなんだっけ?桜の花びらっぽいかな?と思って上を見ると桜が!
 
_2011751.jpg
桜が咲いてた!
 
 ほとんど散ってましたけど、何輪か咲いてました。
 今年また桜が見れるとは思いませんでしたよ。

 08:59。七合目に到着して休憩します。
 七合目に山小屋のお手伝いなどをなさっている男性がいてイロイロ話を聞きながらの休憩。その際に知ったのは今日が山開きではなくて倶知安コースの山開きとの事でした。
 真狩コースは6月の第3日曜日。今年は6/19らしいです。
 まぁいいの避難小屋は今日から開いてるしね....しかしコースごとに山開きが違うとは思ってなかったヨ....

 男性は昨晩を避難小屋で過ごして今下山とのことで、お別れして先に進みます。
 登るにつれて木の背が低くなって見通しが良くなってます。

 09:31。割と早々に八合目に到着。七合目で結構長く休憩したからホントすぐじゃないかな?
 数分停止して休憩してすぐに出発。

 ついに草木が生えない箇所が出てきました。
 
_2011760.jpg
木がなくなって草もほとんど生えてない場所がでてきた

 まぁすぐに低い木は出てきたんですけどね。
 
 09:53。九合目に到着。
 ここから一度避難小屋に抜けて休憩後に山頂を目指すことに。

 途中何度か見えてはいたのですが、避難小屋に向かう途中でついに雪渓とご対面。

_2011770.jpg
雪!
 軽アイゼンを持ってきましたが、全く必要無い状態なのでそのまま渡ります。
 雪渓を越えた先の道が雪解け水で小川になってましたw
 
_2011773.jpg
小川状態
 
 ブーツはゴアテックス製なので信じて小川の中を行きます。抜けたらもう一回雪渓があり、そこを抜けると羊蹄山避難小屋です。到着は大体10:10くらい。
 避難小屋のスタッフにもう山頂行ったのかと聞かれましたが、やっぱりみんな先に山頂いくもんなんですねw 他の登山者いないし、そもそも九合目から避難小屋までの間の雪渓に最近通った様な足跡がなかったもんなぁ
 我々は早めの昼食とトイレ休憩です。

 Sさんにお湯を頂いて小さいカップラーメンとおにぎり3つ中2つを食しました。1つは海苔が巻かれた状態で食べるときの手間がないので行動食にまわしました。

 しばらく休憩し、10:50前くらいに頂上を目指して再出発。

つづき