2016年6月27日月曜日

BRM618北海道300km黒松内 その2

 その1

 さて、前日はいつも通り完走祈願のIPAをいただいて22:00頃にお布団in。
 当日は03:00過ぎに起きて準備開始。

 窓の外を見ると予想通り路面が濡れている感じ。でも雨は降ってないかな。
 遠くに目をやると、JRタワーが雲の中.....ずいぶん雲低いのね....

 窓を開けると少しヒンヤリ。午後には天候が回復するはず....どんな恰好にしようかしらと悩んだ結果が以下。
 上 : ミレー ドライナミックメッシュ、モンベル ジオラインの中厚手(長袖)、
   サイクルジャージ という3枚重ねと、寒かった時用にレインウェアを1枚持った。
 下 : モンベルの膝下くらいのズボン(一応自転車用)
   レッグウォーマーは悩んだ末に未装着で持っても行かず、レインウェアもナシ。

 そうこうしている間に、@shuji_w6eさんが到着。自転車を積み込んで出発です。

 あーこの路面だと走りたくないなぁ....少なくとも自走で移動する時点で心折れそう。
 出走までに少しでも乾いてくれることを期待したいけど期待できない感じ。

 途中コンビニによって朝食と行動食をゲット。

 途中 自走で向かう自転車を何台か見かけましたが、見てるだけで走りたくないんですがw

 05:00前には前田森林公園の駐車場に入り、自転車を降ろして準備。
 ちょっと肌寒いかな?という感じ。動き出したら意外と寒くないかも?という感じも。
 出走までは動かないのでレインウエアの上を着込みます。

 受付を済ませ、06:00スタート組になれました。(今回は人が多いので06:10スタート組と別れる)

 手稲山の方に目をやると山見えませんね。まぁJRタワー見えないくらいの雲だもんねそりゃ見えないよね。って軽く思ってました。

 毛無峠がどんなことになっているかここで想像できそうなもんですが、全く考えてなかった....とりあえず午後になれば天気は多少良くなっていくはずという楽観的な考えのみ...何故かDNSという考えも浮かばなかったし、22時くらいにはゴールできるかなーとか考えてた。

 AJピンズちょっと欲しいなと思いつつも、ゴール後に買おうと思った。なぜかゴールできる気でいるようだ。

 05:30にブリーフィングが開始され、05:50頃から車検を経てスタート。

 路面濡れてるので泥がはねます。もうどうでもいいです。さっさと先に進みます。

 朝里に向かうにつれてなんか霧雨が....あれ...さすがに雨が降るとは聞いてないなーアハハ
 まぁまだ霧雨だし大丈夫やろ。
 
DSCF2089.jpg
霧雨模様
 
 朝里峠に向かう道に入って望洋台を抜けて毛無峠に入ります。
 毛無峠アタック前に、望洋台のローソンで休息を入れます。
 距離はまだ20kmちょっとでスタートからまだ1時間くらいですが、この先コンビニずっと無いし。

 ちょうど後を走っていた人も一緒にピットイン。
 と、@shuji_w6eさんと遭遇。5分前くらいに着いていたそうで、先に出発していきました。ちなみにこの後お会いすることはありませんでしたw

 ホット缶コーヒーと豆大福をもぐもぐ。早々に出ます。

 望洋台から毛無峠に抜けるところが辛くて、早々にインナーロー。今回は特にアウター縛りはしないよ!!
 8~10km/h....さ、先が思いやられる...毛無峠のピークまでまだ10km以上あるよ....

 登り切って毛無峠に入るT字路へ。さぁ、最初にして最強のボスとの長い戦いの始まりよ
 .....あれ?望洋台から毛無峠の接続よりも、毛無峠の方が楽じゃ無い!?これなら意外といけそう!ちょっと希望の光が見えた!

 いけそうなのでアウターローにして登り出します。13km/hくらい出てたかな?
 少しずつ前の人に接近....相変わらずあまり人を抜きたくないので、3人連なっている後についてゆっくり行こう。と、思ったのですが、頭抑えられて辛くなったので抜いて前に出ることに。

 前に人が居なくなったので自分のペースで登り出します。思ったより速度が出せててちょっと楽しい! っても13km/h前後だけど。


 つづら折りの道を走っていると万字峠を思い出した。クロスでしか行ったこと無いので万字峠ももう一度行ってみたいなーとか思いつつのぼります。

  登るにつれて視界が悪くなります。霧というか雲の中というか....ついでに雨も。

 一回下って再度登りの登場。ここの登りがちょっと辛くて早々にインナーローにしちゃいました。そんなに長い登りでは無いはず。

 なんやかんやでなんとか毛無峠をクリア!
 思っていたよりは楽にクリアできました。瀕死になるかと思ってた。

 登ったらご褒美の下りですが、路面濡れてるのでちょっと怖いです。あとちょっと寒い~

 下りきって赤井川に入ったら雨は上がりました。路面もところどころ乾いてきていて、思ったより早く良い感じで走れそう。
 下りきったら山間の平地を調子良く進みます。

 赤井川の道の駅を左折し赤井川村と倶知安町を結ぶ赤井川道路に入ります。この後もう一度登るのですが、毛無峠をクリアして意気揚々と進みます。

 が、登りがはじまった途端に失速。
 ずっと後についてきた方が前に出て引いてくれようとしたのですが、それにもついて行けず....

 だめだめ過ぎたので一旦停止して水を飲むことにしました。
 ボトルの飲み口がはねた泥で汚れたため、スタートしてからここまでボトルの水を1口も飲んでません。気温が低めで大した水を飲みたいという欲求もなかったんですが、寒いとは言え毛無峠登っている間は結構汗かいているはず。
 ボトルの飲み口を軽く洗浄して水を飲み、ウィダーインゼリー1つ消費。

 その間 前の方も少し前で停止して雨具をぬぎぬぎしながら待ってくれている様でしたが、再スタートしてもついて行けず置いて行かれましたw

 もうインナーローでキコキコ登ります。もうヤダー
 初っぱな出てきたラスボス(毛無峠)倒したはいいけど、そのあと中ボス(樺立峠)でやられるとは情けない。しかも帰りに逆から登るんだよこれ。

 何とか登り切り、 トンネルを越えてご褒美の下りで休みます。
 と、なんかペダルがロックされて回らない....止まって見るとチェーン外れてた。サクッと直して下りを堪能。

 路面も乾き、遠くの空には青空も覗いています。
 路面乾いて嬉しいーって走っていたら、散水車が水を撒いたと思われる跡が....しかも色がちょっと茶色くてこれは土が入っていそう....なんもこんな日に撒かなくても....
 
DSCF2093.jpg
何故水を撒くw
 
 PC1までもう少しですが、ラスボスと中ボスでボロッボロになっている足に細かなアップダウンが襲ってきます。マジ勘弁...

 10:29 息も絶え絶えで88km地点 PC1に到着。あれ...思ったより早いか...?
 しかし88km地点でほぼ完全に足が売り切れてます。まだ210km以上あるのにどうすんのこれ....

 完全にお腹空いているのですが、なんかおいしい物とかなんか考える余裕もなくコンビニ弁当で10時のおやつを補給します。
 
豪華10時のおやつ!
豪華10時のおやつ
 
 Garminさんが現時点で累計1,448m登ったと主張されているのですが冗談ですよね....?
 30分くらい休んだでしょうか? 今回のコンセプト、黒松内道の駅のパンを求めて通過チェック 132.7km地点へ進みます。

 つづき

BRM618北海道300km黒松内 その1

 6月も折り返し地点を回ったところでやっとこさ今年初ブルベですよ。

 昨年はPBPのおかげで すでに留萌300,様似400,薄野200,恵庭600(260kmでDNF)を走っていたのが信じられないほどスロースタートです。

 今回の黒松内300は、昨年までの新パノラマ300の難易度を下げたものだそうです。なんですが、結構登らされるよなーという感じ....参考のルートラボデータ見ると獲得標高3,000m超えてるよ...?大丈夫?

 自転車自体は4月下旬から5月中に5回、計500kmちょい走ってはいます。
 しかしなーんか走った気がしないというか、準備できていないという感じ。6月に入ってから1回も乗ってないせいもあるし、余り走ったこと無いコースなのも心配だし、登るのも辛そうだし。兎に角300km走れる自信が全然無いというか完走するイメージが持てない。

 とりあえずエントリーしたは良いけど、スタート地点の前田森林公園が遠い....距離にして16km位なのだが、街中通るので信号の事を考えると1時間ちょっとは見ないとダメかな
 スタートが06:00なのでブリーフィングが05:30からかな。その前には着きたいので、04:00前には家を出たい。03:00過ぎには起きなきゃダメだなぁ....

 いやー なんとなく出走する前が面倒じゃない?しかも終わった後自走で帰ってくるんだよ?300じゃなくて330km超えるよ?

 と、思っていたら @shuji_w6eさんが、車で連れて行ってくれると....ありがたい!
 けど、DNSの言い訳が一つ減ってしまったw

 前日に自転車をブルベ装備にします。と言っても1日で終わるので普段着けないライト付ける位かな...

 今回の装備はこんな感じ

  • ライト類
    ・前照灯 x3灯
    ・尾灯 x2灯
    ・ヘッドライト x1灯
    ・ヘルメット尾灯 x1灯
  • シートチューブのツールケース
    ・工具(TOPEAK ヘキサス II)
    ・六角レンチセット
    ・ワイヤーロック
    ・チューブ1本
    ・パンク修理用のパッチ
    ・タイヤブート
    ・ゴム手袋
  • トップチューブの下
    ・空気入れ
    ・輪行袋
  • トップチューブバッグ内
    ・エネループ モバイルブースター
     Garmin Edge810の充電用。
    ・iPhone6格納
  • ウエストバッグ内
    ・レインカバー
     ウエストバッグ用のレインカバー。使いたくないなぁ
    ・エネループPro 単三x4本
     メイン前照灯の換えバッテリー
    ・エネループPro 単四x5本
     サブ前照灯とヘッドライトの換えバッテリー
    ・ボタン電池CR2032 x2
     テールライトの電池。

    ・キューシート
     相変わらずGPSと地図頼りだけど、要所要所で見るのとバックアップとして
    ・チューブ1本
    ・ヘッドライト
     ちょっと重たいので必要になるまで格納。
    ・行動食
     カロリーメイト2本と、ウィダーインゼリー系のゼリーx2
    ・PHS
     ほとんど使えないと思うけど一応ね。
    ・お金
     これがないと補給もできず、PCの通過チェックもできず、DNFしても自走。

 だいたい準備できた。
 走行計画については

頑張って走る。 (・ω<)テヘペロ

 いや、山岳コースだし自分がどんなペースで走れるのかさっぱり未知数だし、そもそも走れる気がしていないので考える気にもならないというか....とりあえずヘタに予定とか見通しとか立てないことにしました。
 普通に走れば時間がかかったとしてもゴールできるはずなので、補給に気をつけて集中を切らないように乗りましょうということで。というかやっぱりDNSする気満々だわw

 さてどうなることやら。

 つづき

羊蹄山登山 まとめ

 その1 , その2 , その3 , その4

 さて、羊蹄山登山のまとめです。反省点などを箇条書きで書きます。

  • アイゼン要らなかった。
    使わないで済んでよかったねって話だけど。
    しかし買ってしまったからには使わないと気が済まないので、冬の円山ご来光登山にでも使用してみましょうかね。
     
  • 上着一枚余計に持って登った。
    梱包した中の物を着るべきだった...結局すぐ脱いで最後まで荷物だったし。
     
  • ストック必要。
    いままでストックの必要性を感じたことが無かったけど、今回は必要でした。次回までに調達すること。
     
  • なんでK-1持っていった。
    X-T1で良かったのでは無いかと思うけど、防塵防滴レンズが16mm単焦点しか無いので、やはりここはフィールドカメラのK-1となったわけですがくっそ重いww (1.5kg弱)
    でも良い仕事してくれたのでまぁヨシとしておきます。
     
  • なんで換えのレンズ持っていった。
    28-105mmを装着して持って登っていたけど、バックパックに55-300mmを忍ばせていました。結局埃っぽくて交換できるような状況では無かったし、まぁ要らないよねw
     
  •  UNの登山用TKストラップ良い。
    カメラの携行に使用しました。重さがショルダーストラップにかかるのと、ストラップの長さが短いので、カメラがブラブラしてあちこちにぶつかったりしにくくてよかったです。そのまま撮影への移行もスムーズで速写性ばっちり。
     
  • ミレー ドライナミックメッシュ アンダーウェア最高
    評判通り汗冷えナシ。ベースレイヤーとその上はびっしょりだったけど、肌はさらさら。袖無しだったので袖の部分だけ汗冷えしました。
    長袖のも購入検討。合わせて速乾性のベースレイヤーをもう少し用意したい。
     
  • 虫除けネット良い。
    首より上に虫がたからないので非常に快適です。メッシュだけど風が無いとちょっと熱がこもるのが難点。あと、見た目がアレなのも難点。
     
  • 水はもう少し持って行きましょう。
    一応下山完了まで水は保ったのですが、ちょっと危ういかなという感じ。
    ハイドレーションパックにもう少し入れたとしても、ペットボトルでもイイから別途用意した方がイイかな。
     
  • 食料はちょうど良い感じだった。
    最終的に行動食のカロリーメイト2本とビスコ2袋(4つ入り)とパイン飴が残り予定通り。もうちょっと余るように持った方がイイのかな?
と、こんな感じでしょうか。
 思いついたらまた追記します。

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羊蹄山登山 その4

 その1 , その2 , その3

 13:30頃に下山を開始しました。
 まぁ登りよりは楽です。心拍もあがらないしサクサクと下ります。
 サクサクすぎて何合目と書かれた看板以外の写真ほとんど撮ってませんw

 サクサク下っていると悲鳴を上げ出す太ももと肩。
 いつもより重く長時間背負っているためツライ。しかも荷物の半分以上は使用しなかった物ばっかりだし....せめてアイゼンは置いてくれば良かったー

 下りもストック使った方が足の負担は減りそうなんですが、ストック頼りに体重かけて滑ったりすると確実に転けちゃいそうなのと、木や岩などを掴んだりする際に邪魔になりそうなので下りはストック無しで。

 9合目を過ぎて下っているところでエネルギーを補給したくなったので、お昼で余しておいた おにぎりを歩きながらもぐもぐします。ちょっと喉詰まってつらいw

 13:59に八合目到着。ほとんど止まらずそのまま下り続けます。

 14:11に七合目。ここで少し休憩。
 休憩していると、大学生くらいと思われる集団が登ってきました。寝袋持ってるから避難小屋に泊まってご来光でも見るのかな?

 休憩中に水を飲んでいたらハイドレーションパックの水が売り切れに!!
 後は下りでそんなに水が欲しくならないであろう事と、ボトルに300mlほど手つかずの水があるので、まぁ大丈夫。
 ただし、動きながら水飲めない。

 登るとき結構難儀して登った場所を下るのにやはり難儀しつつ下ります。
 六合目 14:37 , 五合目 14:56 に通過。

 登りと違って周りの風景がよく見えるのですが、下の風景が全然近づいてこなくて一体いつまでかかるのかちょっと心配になったり。

 そして、お日様が照っているおかげで思ったより暑い。

 四合目 15:19に到着したところで水飲みたくなって休憩。

 その後、三合目 15:36 , 二合目 15:48 , 一合目 16:05に通過し、16:15頃に入山届に下山時刻を記入!ちょうど10時間!

 無事に戻ってこれてよかった。
 何度か太ももプルプルして膝から崩れ落ちるんじゃ無いかと思った。
 
帰ってきたら綺麗にみえてた
朝は何も見えなかったけど、降りてきたらきれいに見えてた
 
 その後、京極温泉で汗を流し、ご飯を頂いて帰路につきました。
 Sさん運転ありがとうございました!

 登山記録
 写真

 まとめへ続く。

2016年6月21日火曜日

羊蹄山登山 その3

 その1 , その2

 登山道に戻って山頂を目指します。
 先ほどの小川を通らないために雪渓を少し登って回り道することに。
 予想通り小川を通らずに戻れたのですが、何回か雪を踏み抜いてしまい転びかけました。

 九合目の看板まで戻り、山頂側に向かって進みます。
 しばらく進むと絶景ポイントがあったので写真をパシャリ
 
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山小屋と雪渓を入れて
 
 さらに登るとまた雪渓が出てきました。避難小屋の時とは違い雪渓を登ります。
 さぁアイゼンの出番!はありません。普通に登れます。
 
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アイゼンいらんかった....
 
 雪渓を登りきり、しばらく登るとついに1,860mの真狩ピークに達します。
 到着時間は11:28。休憩込みですが5時間ちょっとでここまで着ました。
 
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真狩ピーク到着!
   
 が、ここは山頂ではありません。山頂は喜茂別側の1,898m地点。ここからだとお鉢のほぼ反対側にあります。
 
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中心辺りが山頂
 
 七合目でお話しした男性曰く、「風が強ければ右へ、そうでなければ左へ行くといい」 だったかな?逆だったかもw

 山頂は真正面よりすこし右側に見えるので、右に曲がって反時計回りに行くのが最短っぽい。
 まぁ時間もあるし、大した風も強くないので一周しちゃうことにして、左に曲がって時計回りに向かいます。

 いまいち距離感が分からないのですが、向こう側を歩く人が豆粒なので結構な距離がある模様です。
 
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105mmで撮影しても人がマメのようだ。
しかもこれお鉢挟んで真逆でもないし
 
 左に進み、お鉢の縁を登ったり降りたりしながら進みます。
 途中で旧避難小屋跡地がありました。なるほど、ここだと風強いと辛そうね....

 旧避難小屋の辺りまで来ると別の登山道からあがってきた人達もいて人が多くなってきます。

 お鉢の中はまだ結構な雪が残ってました。人によってはこの中を下まで降りるらしいですが、降りた後登り返すの大変そうだな....
 
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お鉢の中。
稜線のくぼんだところが真狩ピーク

 山頂付近からガレ場になり、両脇が切り立ってるのでちょっと怖い感じです。
 時々強めの風が吹いてちょっとドキッとします。

 ところでなんか虫が多いンですが.....避難小屋で防虫ネット取り外して快適に登れていたのだけど、ガレ場に入ってから妙に虫が....

 12:20くらいに山頂に到着!
 途中写真撮るのに止まったりしてるにしても、真狩ピークから1時間近くかかるとはおもわなんだ...
  
 山頂付近は人がたくさんいて、特に山頂標識周りは休憩やら撮影やらで大賑わいでなかなか山頂標識に近づけませんw
 
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羊蹄山山頂 1,898m
 
 人が多くてあんまりのんびりもできないし、下山もしなきゃならないので割と早々に山頂を後にしました。
 
 帰りはそのまま時計回りにお鉢を進み真狩ピークに戻ります。
 少しずつハードになっていくガレ場....
 
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どこ通れば良いのか いまいちわからなくなったりもする
 
 お鉢の内側も断崖だし、外側も断崖。たまにちょっと強めの風が吹いたりして結構怖いです。
 距離はこちらの方が少し短いですが、進む速度が遅いのでどっち周りでもあんまり変わらないのかも知れません。

 真狩ピークに戻ったのが13:30ちょっと前くらい。え、お鉢を回るの2時間くらいもかかったの....

 下山にも時間かかるし早々に下山を開始。

 つづき

2016年6月20日月曜日

羊蹄山登山 その2

 その1

 登りはじめましたが、まだ全然大した傾斜じゃないです。
 なにやら倒れた木がたくさんあり、ほんの数日前に伐採された様子です。どうやら嵐で倒れた倒木が道を塞いでいたので切断して道を空けた模様です。ずいぶんな大木が根っこから抜けて倒れてました。

 そこを抜けると突然の急斜面。え、いきなりこんなんなの?
 もう 息も絶え絶えで、汗だくだく....

 キャンプ場のトイレで用は足しのたですが、そこはかとなく不穏なお腹.....先手を打ってロペラマックサットを服用します。薬の効能よりも服用したという事実が自分にはよく効くので。

 06:30。意外と早々に一合目の看板が出てきました。ここまで10往復すれば登頂と同じか....と考えると楽になったようなならないような。
 
 さらに進みますが、なんか霧が....
 
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うっすらと霧が...

 
 二合目を前にしてNさんが暑いから上を脱ぐと言うので停止。同じく上を脱いで THE NONBE FACE 姿に。涼しい!
 気温は低いんだけど、矢張り動くと暑い。湿度が高いせいもあるのかも。脱いでも動いてたら全然寒くないです。

 06:48に二合目を越えて少ししたら三合目の看板が見えて 早いっ!!と思ったら二合目半って....ぬか喜びさせるなよ...

 それにしてもツライ。ポールが欲しいですが、無いのでその辺に落ちていた2m位の白樺の枝を杖代わりに使うことにしました。ポールとかに比べると重くて腕に負担がかかるんでしょうが、登りが楽になるので使います。本日の相棒です。

 三合目より少し手前あたりで、右手の視界を遮る木がなくなりました。絶景ですね! 
 07:02に三合目。
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良い風景ですね(棒)
 三合目までは割とサクサクだったのですがなかなか四合目に到達しません。
 四合目が近づくにつれて空がうっすらと明るくなってきて少し日が差す場面もでてきました。予報通り09:00の晴れに向けて雲が動いているのか、雲の上に出ることができるのか....
 
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日が差してきた!
 
 真上を見上げると若干青空も見えます。やった!晴れる!!

 07:31に四合目を越えると完全に霧が晴れ、眼下には見渡す限りの見事な雲海が広がっていました!
 
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見渡す限りの雲海
 
 登れば登るほど視界が広がり絶景度が上がります。何度も写真撮るのに足を止めましたが、なんとか五合目に。やった半分だ!
 08:05。すでに2時間弱歩いてます。

 Sさんに1本ストックを借りて相棒と2本体制に。が、相棒の重さがツライ.....相棒1本の時は頻繁に右と左を入れ替えて持ってたのだけど、両手に持ってると持ち替えがちょっと面倒で頻繁には持ち替えができず腕に結構負担が....

 08:36に六合目到着。けっこう息も絶え絶え....七合目にすこしスペースがあるとのことでそこで休憩しましょうと言うことで数分休んで進みます。

 六合目を越えてすぐの地点で相棒を捨てました。頂上まで持って行くつもりでしたけど、ダメだ重すぎる....ここからは借りたストック1本で行きます。
 この辺でウィダーインゼリーを1つ消費。

 七合目を目指して歩いていると、足下になにやら花びらが....見覚えあるけどなんだっけ?桜の花びらっぽいかな?と思って上を見ると桜が!
 
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桜が咲いてた!
 
 ほとんど散ってましたけど、何輪か咲いてました。
 今年また桜が見れるとは思いませんでしたよ。

 08:59。七合目に到着して休憩します。
 七合目に山小屋のお手伝いなどをなさっている男性がいてイロイロ話を聞きながらの休憩。その際に知ったのは今日が山開きではなくて倶知安コースの山開きとの事でした。
 真狩コースは6月の第3日曜日。今年は6/19らしいです。
 まぁいいの避難小屋は今日から開いてるしね....しかしコースごとに山開きが違うとは思ってなかったヨ....

 男性は昨晩を避難小屋で過ごして今下山とのことで、お別れして先に進みます。
 登るにつれて木の背が低くなって見通しが良くなってます。

 09:31。割と早々に八合目に到着。七合目で結構長く休憩したからホントすぐじゃないかな?
 数分停止して休憩してすぐに出発。

 ついに草木が生えない箇所が出てきました。
 
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木がなくなって草もほとんど生えてない場所がでてきた

 まぁすぐに低い木は出てきたんですけどね。
 
 09:53。九合目に到着。
 ここから一度避難小屋に抜けて休憩後に山頂を目指すことに。

 途中何度か見えてはいたのですが、避難小屋に向かう途中でついに雪渓とご対面。

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雪!
 軽アイゼンを持ってきましたが、全く必要無い状態なのでそのまま渡ります。
 雪渓を越えた先の道が雪解け水で小川になってましたw
 
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小川状態
 
 ブーツはゴアテックス製なので信じて小川の中を行きます。抜けたらもう一回雪渓があり、そこを抜けると羊蹄山避難小屋です。到着は大体10:10くらい。
 避難小屋のスタッフにもう山頂行ったのかと聞かれましたが、やっぱりみんな先に山頂いくもんなんですねw 他の登山者いないし、そもそも九合目から避難小屋までの間の雪渓に最近通った様な足跡がなかったもんなぁ
 我々は早めの昼食とトイレ休憩です。

 Sさんにお湯を頂いて小さいカップラーメンとおにぎり3つ中2つを食しました。1つは海苔が巻かれた状態で食べるときの手間がないので行動食にまわしました。

 しばらく休憩し、10:50前くらいに頂上を目指して再出発。

つづき

羊蹄山登山 その1

 6月11日に羊蹄山に登ってきました。

 ブログには書いてないけど、今年は円山、藻岩山、手稲山に引き続き4回目の登山です。
 今回のために購入したのは以下の3点
 
  • 軽アインゼン
     まだ雪が残っているかも知れないと言うことで念のため購入。
     Amazonでポチったため、靴が合うかドキドキでしたが届いた物をブーツに着けてみた感じでは大丈夫そうな感じ。中華製ですが14本爪でお安めだったという理由でポチり。安物買いの銭失いにならなければ良いのだが....
     レビューに発送元が中国で何時届くか分からないというのがありますが、Amazon発送になっていて翌々日には届きました。
     
  • ミレー ドライナミック メッシュ
     アンダーウェア。汗冷えをよく防止してくれると言うことで自転車にも使えるかなと思い袖無しの方を購入。Amazonよりも秀岳荘の方が数百円お安かった記憶。
     サイズは迷ったのですが、秀岳荘に展示されているLサイズでも全然身体にフィットする感じだったのでLサイズを購入。
     
  • 防虫ネット
     前回の手稲山で虫にまとわりつかれて大変難儀しました。防虫ネットを装着している人を結構見かけて購入を決意。見た目はアレですが、立ち止まっただけで虫にたかられて休憩できないのもイヤだし
後の装備は既存の装備です。特にウェアに関してはウインドブレイカーから雨具まで自転車用に購入した物で構成されています。あ、インナーウェアの上に着たTシャツだけが THE NONBE FACE です。

 当日は04:00にSさんが車で迎えに来てくれる事になっていましたが、02:30くらいから何度も目が醒めました。実は前日の金曜日も03:00くらいから何度か迎えの時間と勘違いして起きてます。今日じゃないのに..

 天気予報では09:00まで曇りでそれ以降が晴れ。ただ、山頂部分だけ帽子を被るように雲がかかっているのを何度か見たことがあるので、上の方はあんまり期待しない方がよいのかも....

 荷物は前日の内に用意してあり、朝起きてするのは着替えと水くみ。
 水は手稲山と同じ構成で、ハイドレーションパックに2リットルとボトルに300ml。手稲山は1リットル余ったのでそういうことにしました。あんまり持っても重くなるし。

 04:00に我が家を出発し、Nさんを拾い、コンビニで朝ご飯とお昼ご飯を調達。Sさんがお湯を分けてくれるというのでカップラーメンを買おうかと思ったのですが、スープ全部飲まければいけないと言うことに気がついて、カップヌードルのちっさいヤツにしました。
 あとは、おにぎり3つと、行動食としてウィダーインゼリー1つ、カロリーメイト1つ(2本)、ビスコ1箱(4つ入りが3袋)

 定山渓を抜けて中山峠へ向かう途中に雲海と朝日で大変きれいでした。さて、羊蹄山はどんな感じになっているかなーと 中山峠のピークに達した直後に雲の中。羊蹄山の様子どころではないですw

 雲の下に抜けましたが、羊蹄山どこー状態でなんも見えませんね!
 Sさんがいつも羊蹄山を撮影するスポットの横を通ったのですが、やっぱり何にも見えません。
 
 目的地の羊蹄山自然公園真狩キャンプ場へ到着。
 
登ります(白目
正面に見えますのが羊蹄山です。
 
 車を降りて準備を進めます。肌寒い感じ....持ってきた自転車用のアウターを着込むことにしました。
 はい、失敗です。バックパックの中にウィンドブレイカーを格納してるんだからそっちを着れよって話です。

 Sさんが「アイゼンいらないかなぁ」と呟きました。いやいやせっかく買ったんだから持っていきますよ!

 駐車場から登山口まで少し距離がありますが、登山口がどこなのかよくわからなかったので、駐車場からGarminさんで記録をとってました。が、登山口が見えたので、記録を停止してデータを消すことに。するとなんとGarminさん駐車場から登山口まで歩いただけで Recovery Time 2 hours とか言うじゃ無いですか。え、どんだけ運動不足なの....

 06:15。入山届に記入して登りはじめます。

つづき