2015年6月9日火曜日

空沼岳登山 その1

 ※8/29に再度登ってきました。

 6/6土曜日に空沼岳に登山して参りました。

 某ビアバー内で登山したいよねーって話を昨年からしててそれが実現した感じです。
 今回は MさんとMちゃんとおいらの3人。MさんとMちゃんってわかりにくいけど2人ともMだから仕方ない。(誤解を招きそうな表現)

 Mさんは数週間前から円山だったり藻岩山登ったりして体を慣らしたりしていたのですが、Mちゃんとおいらは今年初登山。大丈夫かおい

 最初に書いておきますが、今回は残念ながら登頂には至りませんでした。

 7時に地下鉄駅に集合、Mちゃんの車に乗って空沼岳登山口に向かいます。
 芸術の森の前を通り、支笏湖方面に右折。道道453号線をしばらく進むと左手に開発局管理のトイレ付き駐車場があり、そこ通った先でゴルフクラブの看板などが立っているところで右折します。そのまま行くと採石場があり、その入り口に空沼岳登山口バス停もあります。

 さて、入っていいの?って思っちゃうくらい完全に採石場の中に突入します。
 曲がるところに要所要所看板があるので、その看板に沿って進みます。他にも行ける場所多数あるンですが、他は全部「関係者以外立ち入り禁止」の看板があるので まぁ間違えないと思いますので看板を信じて思い切っていきましょう。

 小さな橋を渡って進みますが、この橋の前で車止めちゃっても良いかもしれません。
 と、言うのも、昨年秋の豪雨で登山口の駐車場までの道が崩壊しており、普通の車では行けなくなってます。なので、橋より先は転回したりすれ違うためのスペースに駐車することになります。
 今回はそんなこと分かってなかったのズンズンすすんでもう進めないところまで行ってからちょっと戻って他の車が止まっているちょっと広めの転回場に止めました。
 
このちょっと先で通行不能になる。

 車を止めて早速準備します。
 今回の装備は基本的に自転車用に購入したウェアや装備を多用していて、今回のために揃えたのはブーツとインナーウェアとブーツカバーです。(ブーツカバーは頂き物) あ、あとグローブというか軍手忘れたので途中のコンビニで軍手買って来ましたw

 準備をして登山口に向かいます。向かう途中、昨年秋の豪雨の爪痕がいたるところに....
 
 
登山口に向かう道は崩壊

 
 08:15。入山届を記入して早速登山口へ.....

 ......登山口に入る前にいきなり沢わたりです。なんか丸太を架けてあるけどこれ渡るんですか.....
 ここで転んでずぶ濡れになったら登山終了なんだぜ?w 
 
 
まず沢を渡ります。

  
 とりあえず おいらが渡ります。丸太が思ったよりちゃんと固定されていたので水没せずに済みました。
 MさんとMちゃんも渡りきり登山口...と思ったら実はそこは中州で、もう一度沢を越えないと行けない...登山口側は幅がそんなにないので、幅が狭くて大きめの石がある場所を選んでぴょんと跳んで完了。やっと登山口だぜ...もうなんかやりきった感が....

 事前情報では道がかなりぬかるんでいるとのことだったのと前日 前々日と雨だったので、さぞかしぬかるんで歩きにくいことだろうと思ったら、全然普通でした。まぁ最初のうちだけですが。

 先頭はおいらでMちゃん、Mさんと続きます。
 車を降りたときは肌寒さを感じていたのですが、登りはじめると自分の熱で暑いくらい。

 途中で、なーんか水芭蕉の葉っぱ見たいのが見えるんですが花は見えず。まぁもう咲いてないよなーと思ったし、なによりも おいらの知っている水芭蕉の10倍くらいデカイ葉だったのでタブン違うだろうと思いました。
 
推定樹齢250年のエゾマツ

答えは見にいきましょう。


 ちょいちょい休憩を挟みながら進みます。いやーハイドレーションシステムは水飲むの楽で良いですね。買って良かったわ。

 何カ所か、登山道が崩壊している箇所がありましたが、特に危険を感じることは無かったです。
 
沢側が崩壊した登山道

 
 万計山荘までの距離看板が500m前後単位で置いてあったのでそれを見つつ、あとこれだけーとか思いながら進みます。
 途中でフキを背負ったおじさんとすれ違いましたが、他の登山者とは全然会いません。まぁまだ折り返してくる時間でも無いだろうしなぁとは思うけど。

 万計山荘まで1kmを切ったところで また沢渡り。元々橋が架かっていたような跡はあったので、やはり昨年の豪雨で流されたのかな...
 「え、これ渡るの?」って口に出して言ってしまうくらいちょっとご勘弁願いたいんですが....でもこれ渡らないと先に進めないので渡りますよ....
 
万計山荘へはここを右折。

右を見ると....え、ここ渡るの?

 
 10mほど上流の幅が狭そうだったので、そこで渡れないかなと思って見にいったけど、幅が狭い分激流。しかも下流側が落ちる感じだったのでちょっとムリ。仕方なく細い丸太を渡してあるところを通ります。

 転ぶときは上流側にと自分に言い聞かせながら何とか渡りきりました。最初の1歩目を置ける石と木がグラグラするのがかなり怖かったわ....渡りきったらすぐに150cmくらい切り立ってる泥の壁を登らないといけないのも疲れた...

 次にMちゃん。念のためサポートできる位置に降りて待っておきます。
 どこに足を持って行っていいものか悩んでいたけどなんとか渡りきります。
 Mさんは足をちょっと水につっこんで転びそうになって焦ったけど、立て直して渡りきりました。
 ここで水没して帰るハメになっても車までずいぶんあるので、ホントよかったです。

 3人とも無事に渡りきって よかったねー って言ってたんですが、帰りもこれ渡らないといけないのよね....

 この辺りから道のぬかるみが酷くなってきました。
 元々ちゃんと整備された感じの道だった跡が見受けられるのですが、面影を残す程度になってます。
 どうしても泥の中に足を入れなきゃ行けない箇所があったのですが、ソールが全部埋まるくらいまで沈むとさすがに足を入れたくなくて、横の笹藪の側に迂回して通ったりしました。

 進んでいると水芭蕉発見!!ってデカイ!!もう枯れかけているんですが、おいらの知っている水芭蕉の数倍のサイズ.....水芭蕉ってこんなに大きくなるのね....葉っぱを見るとどうやら最初の方に見たアレも水芭蕉だったようです。
 

写真じゃ伝わらないサイズ感

 
 そして 現れる雪。
 日が当たってるのに雪残ってるとは恐れ入りました...そんな大量ではないですけども。

 前方に滝が見えてきたら、横にロープが張ってある箇所を登って滝上に出て沢のすぐ横を歩くのですが、どんどん沢の幅が広がって、最終的に沢の中を歩く感じに。
 え、このまま進むの?と思ったのですが、その先に沼が見えてきます。
 
歩くところがなくなってきたんですが、進みます。

 
 万計沼に到着!! 山荘はもうすぐそこ
 
万計沼に到着

万計山荘

 10:00くらいに到着。ここまでの距離は車から約5km。
 山荘は入れるけど入る必要も無いので扉横のベンチで休憩します。

 朝ご飯をバナナ1本とサラダくらいだったので結構お腹空いてます。Mちゃんは朝食べてなかったらしい。よくここまで保つなぁ
 おにぎり1つとウィダーインゼリー1つを食して写真撮ったりして休息。それにしても万計沼きれい。
 
万計沼

 20分くらい休憩して再出発します。

 ここまでは予定通りの速度で上れています。山頂まではあと3.5km。

 つづき

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